タレントの足立梨花が、ボーカル&手話パフォーマンスグループ・HANDSIGNのTATSUと結婚したことを6月26日に発表。都内で記者会見を行い、二人そろって喜びを語った。
HANDSIGNのMV「僕が君の耳になる」に足立が出演したことで出会った二人の会見。二人が手話を交えてあいさつした他、手話通訳をつけて行われた。
冒頭、TATSUが「自分たちの声で、自分たちの気持ちを、手話を通して、聞こえる人、聞こえない人にも届けたいと思った」と、SNSでの報告だけではなく、会見を開いた理由を説明。
そして、TATSUが「出会って長い期間を経て結婚することになってうれしく思っております」と、足立は「なかなか実感が沸かなかったんですが、今日の朝に婚姻届を提出しに行って、初めて名字が変わって、そこで私結婚したんだなって実感しました。今までフワフワしていたんですが、結婚したんだって実感して、今はとてもうれしいです」と笑顔を見せた。
互いの第一印象について、足立は「本当に出会った当時から優しくしていただいていて、MV撮影で手話を扱う部分がたくさんあったんですが、手話でないとコミュニケーションが取れない部分があったんですが助けていただいたりしたので、第一印象はすごく優しくて、いい方だなっていうイメージでした」と告白。
TATSUは「笑顔がすてきだなと思いました。MV撮影では演技をしていただいたんですが、とても手話が上手で引かれたという第一印象があります」と答えた。
付き合ってからの印象は、TATSUは「責任感が強かったり、何でもしてくれちゃうタイプなんですけど、僕と足立さんは夜、お酒を飲みながらお話することが多いんですが、おつまみも冷蔵庫パンパンにしてくれるんです。付き合ってからそういう一面が見られてすてきだなって思っております」とのこと。
足立は「最初から印象が変わらず、私が何でもしてくれちゃう性格って言ってくれているんですが、確かにそういう部分は自覚していて、そんな私がお願いできる方って今までなかったというか、人にお願いするより自分がする方が早いと思ってしまうんです。素直にお願いできる人はなかなかいないと思った時に、(TATSUとなら)すてきな未来が描けるんじゃないかなって。そこがいいなと思ったところです」と明かした。
また、結婚会見では恒例となった「◯◯婚とするなら何?」という質問には、TATSUが「『僕が君の耳になる』で出会ったので“僕耳婚”でお願いします」と、二人にとって大事な曲を挙げて名付けた。
最後に、足立が「私は仕事も続けていくつもりですので、夫婦二人三脚で頑張っていきたいと思います。皆さんとまたお仕事する機会がたくさんあると思いますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします。今日は私たちのためにお集まりいただき本当にありがとうございます」とあいさつ。
TATSUは「朝の9時に(結婚報告の)FAXをさせていただいたんですが、やっぱりSNSの投稿とかを見ると、『足立梨花さんと誰が結婚したんだ?』みたいになっているんですが、HANDSIGNのTATSUではなくてTETSUって書かれていることがありまして、MATSUもありましたね。まだまだですね。これから足立梨花さんと結婚して恥じないよう、これからも仕事を頑張っていきたいと思います」と、笑いを誘う自虐コメントも。
そして、「今日は手話の通訳をしていただいているんですけど、2025年には日本でデフリンピックも開催されます。この機会に手話をたくさん知っていただければなと思っております。そして、足立梨花さんとすてきな未来を築けるようにこれから頑張っていきますので、皆さんどうぞよろしくお願いします」と手話への思いも込めて、会見を締めくくった。