――馬を選ぶ際に、自分なりのポイントのようなものはありますか?
データも大事だと思うのですが、馬の調教動画や馬が実際に走っている動画も見られるので、その姿を見てから決めるというのが自分の決まりごとです。走り方にも特徴がそれぞれあって、毛色や顔、目も全然違うので、雰囲気なども含めて、全部見てから最終的に推し馬を決めています。
――一頭一頭、特徴があるということですが、こういう馬がタイプというものはありますか?
実際に私が乗るとしたら、結構がっしりとした馬が好きです。これまで、そういう馬に乗ってきたということもあるのですが、ぐんぐんと自分から走ってくれて、それを私が抑えていくぐらいの、パワーがある馬がいいですね。競馬の馬で言うと、それぞれみんなかわいいのですが、やっぱり黒とか青鹿毛の、つやが光って見えるような馬は、なんだか強そうに見えてきます(笑)。ダークホースっぽいですよね(笑)。
――グループを卒業されてから、この番組もそうですが、一人で活動することにはもう慣れましたか?
はい、慣れてきました。(2022年)11月に卒業してから、もっと人生が変わった気がしています。自分自身のことを考えていい時間が増えたというか、それが最初はすごく不思議だったのですが、またここがスタートだなと思って、今年は、今までなかなかできなかったことをしてみようと思っています。
――一人でのお仕事で心がけていることはありますか?
櫻坂46や坂道グループのために、自分にできる恩返しがあるんじゃないかなと思っていて、もっともっと頑張っていかなきゃいけないなと感じています。お仕事に対しても貪欲になって、怖いなと感じるようなお仕事でも、思い切って飛び込んでみるようになりました。
――グループ卒業後、プライベートで新しく始めたことはありますか?
今年はいろいろなことに挑戦しているのですが、その中でも一人で飛行機に乗れるようになったことが、自分の中で大きいです。毎週関西に行っているというのもあって、飛行機に慣れてきたので、アメリカに行くために初めて国際線に一人で乗りました。その飛行機の中もすごく楽しくて、意外にいけるかもしれないと思ってから、一人での京都旅や、一人で島根の温泉に一泊してみたりもして。ちょっと自立しようという、キャンペーンをしています(笑)。
――国際線に一人で乗るのは、結構レベルが高い挑戦だったのでは?
そうですね。でも、隣の席の、ベトナムからいらしていた方がすごく親切で、すぐに話しかけてくださって。飛行機のモニターの出し方や、アメリカに着いて荷物を受け取るところまで面倒を見てくださいました。そういう出会いが楽しかったです。
――「競馬BEAT」で大阪に通われる中で、関西を観光する時間はありましたか?
大阪の街は、まだ少ししか見れていないのですが、京都競馬場に行った帰りに、京都を歩いたり、馬がいる神社にも行きました。京都では、すごく行きたかったわらび餅のお店にも行けて、そこで念願のわらび餅を二皿も食べちゃったりとか(笑)。あと、嵐山にも行きましたね。