音楽シーン以外に、滋賀県初となる「滋賀ふるさと観光大使」としても活躍する西川貴教。地元・滋賀県では2009年から「地域のお祭りや催し物になって欲しい」という想いから西川が主催者となり「イナズマロック フェス」を開催。2021年からはライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で西川がMCを務める番組『ニシナナLIVE』がスタート。2023年6月29日で本配信は終了したが、「17LIVE」で西川がMCを務める新番組(タイトル未定)が8月よりスタートする予定であることが発表された。そこで「ニシナナLIVE」という番組で西川が発信してきた想いを振り返ってもらった。また、「ふるさと観光大使」や「ニシナナLIVE」のMCなど、何かと“頼られる存在”の西川。周りから頼られることに疲れてしまうことはないか尋ねると、スポットライトを浴びる側から当てる側に変化し「僕は十分にみなさんから恩恵をいただいているので、これからの人たちの可能性や想いを発信できる場所を作っていきたい」と男前な回答を聞くことができた。
――はじめに、17LIVEで「ニシナナLIVE」が始まると聞いた時の心境をお聞かせください。
ライブ配信のプラットフォームはたくさんありますが、「17LIVE」が目指している方向性と、僕のライブ配信で目指している方向性や他のイベントとの親和性を感じました。「17LIVE」を理解する上で、僕自身がライバーとなって配信することが一番の近道だと思ったので、非常にありがたいお話しでした。
――「ニシナナLIVE」がスタートして約2年が経ちますが手応えはいかがですか?
リスナーやフォロワーを増やすということは、一朝一夕でできることじゃないと実感しています…。まだまだ、人気ライバーの皆さんの足元にも及びませんが、継続していくことで、知ってもらうきっかけになると思うので、これからも僕なりに模索しながら配信していきます。
――ニシナナLIVEに出演するゲストはどのように決めているのでしょうか?
イナズマロック フェスは3つのステージに分かれているのですが、ネクストブレイクアーティストを発掘してきた風神ステージのサポートを17LIVEでやっていただいていたので、リスナーの方にもゆかりのあるアーティストを中心に選ばせていただいています。
――ライバーさんとの交流もあるかと思いますが、印象に残っているライバーさんはいますか?
以前、ニシナナLIVEの企画で、お寿司屋さんを経営しているライバー・しぃしぃLiveさんと共演し、経営されているお寿司屋さんから配信をしたことが印象に残っています。コロナ禍も徐々におさまりつつあり、世の中的にも外食なども許される傾向になってきているので、また、ロケのような配信もやっていきたいです。
――『ニシナナLIVE』で「イナズマロック フェス2023」開催の発表がありました。今年は10月開催に変更されたんですね。
元々は、母の病気を機に、地元に帰るきっかけとして、2009年から「イナズマロックフェス」をスタートしました。2017年に母が亡くなってからはお彼岸に地元に帰れるイベントという印象だったので、周りのスタッフも僕が日付を変更したことにかなり驚いていました。
――そのような強い想いがありながらも、なぜ開催時期を変更したのでしょうか?
「イナズマロック フェス」には、僕のイベントではなく、地域のお祭りや催し物になって欲しいという想いがあります。僕がいなくても成立するイベントに育ててもらいたいという気持ちもあるので、僕個人の想いにこだわるのではなく、統計的に天気が良い10月開催に踏み切りました。
――最近では「イナズマロック フェス2023」の出演者第一弾の発表がありました。他にはどのようなアーティストが登場するか気になります。
この後もまだまだ発表があると思いますが、お馴染みの「イナズマロック フェス」に欠かすことのできないアーティストもいれば、「いよいよこういうアーティストも出演してくれるのか」といったメンバーもいるので、楽しみにしていただきたいです。
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