事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、事件そのものを解決するだけでなく遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで視聴者をとりこにしてきた刑事・糸村聡(上川隆也)。彼の活躍を描く大好評シリーズ「遺留捜査」の第4シーズンが、いよいよ7月13日(木)にスタートとなる。
その「遺留捜査」が、7月15日(土)に開幕する「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」とコラボすることが決定。テレビ朝日7階社員食堂で開催する「マイナビ バラエティ食堂」にて、コラボメニューが提供される。
コラボメニューは、「京風!冷やし遺留そば~にしんを添えて~」。第4シーズンの舞台が京都であることにちなみ、京都の名物“にしんそば”を番組流にアレンジ。冷やしにしんそばに大根おろしや山菜、かまぼこなどをトッピングした、夏にピッタリなさっぱりとした味わいの一品だ。
ひと足早く試食した上川は「ちょっと濃いめに味つけされたにしんと、さっぱりした大根おろし、さらにおそばの清涼感が見事に合わさって、絶妙な味わいですね! 重たいものが喉を通りづらい夏に喜んでいただけるメニューに仕上がったと思います」と、太鼓判。
また、「『遺留捜査』は、糸村のどこか捉えどころのない軽妙な部分と、ストーリーに込められた重厚な人の思いが、良いバランスで存在しているドラマ。この“遺留そば”も、しっかり味のにしんと淡泊な大根おろしとおそばが見事にマッチしていて、両者とも似たような関係になっていると思います。
ぜひ、ドラマを見て“遺留そば”を思い出していただき、“遺留そば”を味わってドラマを思い出していただければうれしいです!」と、「サマステ」への来場も呼び掛けた。
神戸港を周遊する遊覧船で爆発が起き、乗員乗客を人質に取る事件が発生。犯人は陸上から船内の動きを監視していると無線を使って警告し、犠牲者を出したくなければ1時間以内に2億円を用意しろと、運航会社“黒沢興産”を脅迫する。
黒沢興産の本社が京都にあることから、特別捜査対策室も動き出す。その“特対”メンバー、神崎莉緒(栗山千明)は神戸港に急行。双眼鏡で遊覧船を確認すると、謎の男がデッキから自分に向けて手旗信号を送っていることに気付く。「あ、か、い、…?」
実は、手旗信号を送った男こそ、警視庁月島中央署刑事の糸村聡(上川隆也)だった。糸村は旅行中に偶然この事件に巻き込まれたのだが、船上から見えたある“不審点”を莉緒ら捜査員に伝えようとしていたのだった。
要求通り、時間内に黒沢興産から2億円が用意され、無事に解放された乗客たち。その中から、手旗信号の男を見つけた莉緒は、彼が刑事だと知り驚く。しかも、糸村は爆発現場で燃えかけの細い和紙を拾ったから、科捜研に回してくれと依頼。
捜査に役立つ遺留品とも思えず、糸村のことをかなりの変わり者だとあきれる莉緒。そして、京都府警に派遣されてきた科捜研係官・村木繁(甲本雅裕)は、紙片の鑑定を依頼され、「まさか、あの男? いや京都にいるわけがないし…」と糸村のことを思い出し、身震いしていた。
まもなく事件の指揮を任された特別捜査対策室室長・桧山亘(段田安則)は、黒沢興産と、遊覧船に乗っていた代議士・長部麗子(財前直見)の間に、知られざるつながりがあるのではないかとにらみ、特対刑事の佐倉路花(戸田恵子)や雨宮宏(永井大)らに彼らの周辺を探らせる。
一方の糸村は、例によって遺留品の和紙のことばかりを調べている始末だったが、その線でたどりついた人物が黒沢興産の創業者である黒沢恒之助(伊東四朗)だった。
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