【漫画】放置した帯状疱疹が悪化…豪快でユニークな対処方法に「発想が面白くて笑いが止まらない」

2023/07/01 18:30 配信

芸能一般 インタビュー

帯状疱疹を放置しすぎたことで生まれた悲劇…画像提供/丸川こあめさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回取り上げるのは、Twitterでエッセイ漫画を発信している丸川こあめさんの『帯状疱疹ってマジで痛いよね。』だ。

同作は作者の丸川さんが帯状疱疹になった時の様子を描いたショート漫画。4月30日に投稿されると、丸川さんが帯状疱疹と格闘する様子が話題になり、9000件以上の「いいね!」を獲得している。作者の丸川さんに話を伺い、創作の裏側などを語ってもらった。

放置していたら悪化した帯状疱疹…苦肉の策で服をカット!?

『帯状疱疹ってマジで痛いよね。』(1/4)画像提供/丸川こあめさん

2年前、急に背中が痒くなり始めた丸川さん。背中を確認すると、大きな湿疹ができていたため、様々な塗り薬を塗って様子を見ることに。しかし、どの塗り薬も効果は得られなかった。

それでも丸川さんは病院に行くことを渋っており、心配した夫は「早く病院に行けよ」と促すも「まあまあ あと2日位」と受け流していた丸川さん。2日経過後、湿疹が治る気配はなく、仕方なく病院で診断してもらうと、「帯状疱疹だよ」「多分もうコレ 薬効かないよ」と医者に注意される。

さらに2日後、服を着るのもツライほど症状が悪化。あまりの痛みに服が着れず、半裸の状態で過ごしてやり過ごし、4日経った頃合いで、ようやく症状が緩和していく。いつまでも半裸でいるわけにはいかないので、丸川さんは患部に触れないよう、一部を切り取った夫の服を着て生活することに…。

結局、完治するまでに1週間以上もかかった丸川さん。初めて帯状疱疹を体験したことで、様々な気づきを得るのだった…。

“ズボラな性格が原因で帯状疱疹が悪化した”という展開に対し、Twitter上では「半裸で過ごす、服を切るっていう発想が面白くて笑いが止まらなかった」「往生際が悪すぎだって(笑)」などの反響が相次いだ。

作者の丸川こあめさんにインタビュー

『帯状疱疹ってマジで痛いよね。』(2/4)画像提供/丸川こあめさん

――『帯状疱疹ってマジで痛いよね。』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

帯状疱疹って症状出たらすぐに病院行かないと薬が効かないらしいんです。私はやや手遅れだったので悪化しました。帯状疱疹は痛いってイメージしかなく、私の場合は猛烈に痒かったから全然気づかなかったんです。なので漫画を見てくれた方が「なんか痒い! もしや…帯状疱疹?」ってくらいに気をつけてもらえたら幸いです。

――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。

すみません、こだわった点思いつかないんですが、絵があんまりうまくないので、毎回必死に描いてます(笑)

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

特に思い当たらないですね…。全体的に思い出としては良い教訓として残るかな…と思います。


――帯状疱疹に試行錯誤しながら戦っている丸川さんの姿がとても印象的でしたが、漫画に描き切れなかった出来事はありますか?

シャワーは思ったより痛くなかった気がします。(痛いのは痛いけど)

――中には「帯状疱疹」と聞いても、そこまでツライ症状だと思っていない人もいるかもしれません。そんな人たちに向けて、ぜひメッセージをお願いいたします。

私みたいな事態を避けるため、痒いもしくはなんか、触ったらなんかヒリヒリすると思ったら病院で見てもらうことをおすすめします!

――他の作品も自身の体験をもとに描かれていると思いますが、必ずクスっ笑ってしまうユーモアがあると思っています。作品を手がけるうえで、何か意識していることがあれば教えてください。

読んでもらう人の負担が少なくなるように、なるべく文字を少なくすることを心がけています。削れるだけ目一杯文字は削っています。

――今後の展望や目標をお教えください。

今後も自分自身で読んで笑えるような物がかけたら嬉しいです。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

いつも本当にありがとうございます。本当に皆様からいただくメッセージが一番嬉しいです。描く頻度は少ないですが、今後も見ていただいたら嬉しいです。