小田井涼平、地獄巡りで極楽の宿を堪能… 広大な別府湾を独り占めできる極上の内風呂に感激

2023/06/30 19:00 配信

バラエティー レビュー

“血の池地獄”で極楽気分 大分の別府温泉を堪能※提供画像

無料のBS放送局「BSJapanext」で放送中の『一度は行きたい極上宿!小田井涼平のあい旅』(毎週木曜 夜7:58~9:00 ※7月からは夜8:00~9:00)。6月22日の放送では前回の湯布院編から続き、大分の名所・別府の極上宿へ訪問する。別府名物の「地獄」を巡り、極楽気分を満喫した。

海より鮮やかなコバルトブルーの地獄


まず最初に立ち寄ったのは、大分の名勝・海地獄。土産物屋を抜けてすぐに出迎えてくれるのが、もうもうと立ち込める温泉の湯気だ。“海地獄”は別府温泉のなかでも最大規模の地獄で、温度98度の湯煙が立ち上る様はまさに地獄といった光景。その反面、見た目は温泉成分の硫酸鉄が溶け出しているため色は鮮やかなコバルトブルーに輝いている。

小田井も大興奮していたが、それよりも気になったのが温泉の中に沈められたカゴの中身。「あれ、温泉卵ちゃうの!?」とさっそく近くの売店でお願いをしたところ、今回は特別サービスで地獄から取り出した直後の温泉卵をいただけることに。

「あつつつつつ!」とリアクションをしつつ、殻を剥いた卵を実食。ほんのり卵の香りに混じる硫黄の風味がアクセントになっているのか、「これ塩かけたら美味しいかもしれんけど、塩いらんよ」と特別な温泉卵の味わいを堪能した。

続いて1300年以上前から存在したという真っ赤な色をした“血の池地獄”では、「血の池軟膏」なるアイテムを購入した小田井。温泉が赤く見える原因でもある「“血の池地獄”の泥」を使った同アイテムは、さまざまな効能があるという。

試しに開けてみると血の池地獄と同じ深い赤色で、手の甲に塗ってみた使用感は「べたついたりとか、そういうのは一切ないです」と感想を述べた。ただ1点、香りについては「手の甲が…えらいことになるよ!」と爆笑。「良薬口に苦し」という言葉の通り、なんとも“苦い”匂いがついてしまったようだ。


客室は「入った瞬間オーシャンビュー」のインパクト大


その後はオリジナル香水作りなどを楽しみつつ、ついに別府湾沿いにたたずむ極上宿「アマネリゾートガハマ」へ。3500坪という広大な敷地を、たった31部屋で使うという贅沢な空間づくりが魅力の温泉リゾート旅館だ。チェックインの手続きを待つロビーは、水音を聞きながらくつろげるゆったりした空間。その居心地の良さは、やがて準備が整った際に「テレビじゃなかったらあと30分くらいここにいたいんだけどね…」と小田井がボヤくほど。

建物は100年以上の味わい深い木造。支配人から「ここの建物ありきで、手前どもの宿泊施設ができたといっても過言ではないんです」という言葉の通り、建物には年季を感じさせる趣深いポイントが多く見受けられる。小田井も「障子はまってるとこ、あれもたわんでんねん、木が。あれええよね…味出てるよ」とにじみ出る歴史の重さに感じ入っていた。

しかしそれでいて、客室は清潔で新しい。小田井が案内されたタワー棟の一室は、玄関を開けた途端に雄大な別府湾の水平線が見渡せるオーシャンビューが特徴。「この景色だけでここ泊まる価値、十分ありますもんね」と小田井のテンションがグンと上がる。

そして自慢の内風呂は、源泉かけ流しの温泉。海を見渡せる大きな窓がついているため、非日常的な解放感を味わえる。待ちきれない様子の小田井は、さっそく別府湾を見渡しつつ入浴してみることに。

あまり硫黄の香りがせず、粘りけも少ないと泉質について解説しながら、うっとり顔を浮かべる小田井。別府温泉の特徴である高めの温度を楽しみつつ、ゆったりと雄大な海を独り占めする快感に酔いしれていた。


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