藤田ニコルととにかく明るい安村が、6月29日に東京・銀座の「アートアクアリウム美術館 GINZA」で行われた「夏のアートアクアリウム展2023 ~銀座の金魚~」の開催記念トークイベントに登場。夏らしい涼やかな浴衣姿で登場し、夏の思い出やこの夏挑戦したいことなどを語った。
アートアクアリウムは、江戸から続く“金魚鑑賞”という文化を、光・音・香りの演出で芸術作品として現代に表現した美術館。「アートアクアリウム美術館 GINZA」では、6月30日(金)~9月26日(火)の期間限定で特別企画「夏のアートアクアリウム展2023 ~銀座の金魚~」を開催。新たに館内最大級の水槽「天空リウム」をはじめ、「金魚の石灯籠」「手毬リウム」「猪目リウム」「新行燈リウム」という5つの展示作品も公開され、各作品エリアが夏らしいモチーフで彩られる。
特別企画開催に先駆けて行われたトークイベントには、藤田と安村が清涼感たっぷりの浴衣姿で登場。イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」でも“裸に見える芸”で注目を集めた安村だけに、“まさかのいでたち”に藤田は「何で(浴衣を)着てるの?」とツッコミを入れ、安村が「今日はにこるんとデートという設定だから脱げないのよ~」と返すなど、プライベートでも仲が良いという2人ならではの空気感で盛り上げる。
間もなく夏本番ということで、夏にまつわるエピソードを聞かれた藤田は「そろそろやめたいんですけど、去年もこういうイベントの次の日が心霊ロケだったんですよ。この時期大体そうなんですけど、明日も心霊ロケがあって。お化けが苦手なので去年も(取材会で)嫌だって結構皆さんの前で言ったし、もうオファーが来ないかなと思ったんですけど、ちゃんと今年もオファーが来て…。オファーが来たら受けちゃうんですよね(笑)。毎年心霊ロケがあることが夏の思い出ですね」と、苦手な心霊ロケを挙げた。
安村は「俺は甲子園(全国高校野球選手権)に出ているから、夏と言えば甲子園ですね。3回戦までいってるから。ベンチだったけど。あの時に負けて砂を北海道に持って帰ってきたんだけど、調子に乗って大量に持って帰ってきちゃったから途中重たくて、友達の家に預けたまんま(笑)。取り返してないので取り返しに行きたいです」と、高校球児の安村らしい回答を。
また、この夏挑戦したいことについて聞かれると、藤田は「自分のジムを経営しているので、お勉強の夏にしたいです。今まで経営の勉強をしてこなかったから。最近お風呂で見るYouTubeも、全部経営関係の勉強するものを見るようになっちゃって。もう25歳なので自立したい。だって、芸能だけじゃ無理でしょ?」としっかりした経営者の顔をのぞかせると、安村は「全然ギャルじゃないじゃん!(笑) ちゃんと考えているんだね」と感心し、藤田は「マインドギャルだから(笑)」と照れていた。
一方、安村は「俺はまた海外に行きたい。来月もイタリアにネタやりに行ってくるから」と話すと、藤田は「それって事務所に英語で依頼が来るの?」と興味津々。それに対し、安村が「インスタのDMとかで来るのよ。直接俺に」と驚きの経緯を明かせば、藤田は「えっ、事務所通してる?大丈夫?」とイジり、「大丈夫!“闇イタリア(営業)”なんて聞いたことないでしょ。闇イタリアはバレバレだもん。直接オファーが来るから、それを吉本(興業)に言って。結構そういう直接DMとかが多いのよ」と打ち明けていた。
さらに興味津々の藤田は「生々しいこと聞きたくなっちゃう。日本のギャラと海外のギャラは違うの?」ととにかく明るく質問。安村は「ゴット・タレントはオーディション番組だったから、優勝しないとギャラは出ないのよ。だからまだギャラが出るような仕事はしてないの。審査員の人とかはすごいらしいよ。何億とか、何十億とか…」と伝えると、藤田は「生々しいからやめよ(笑)」と、ブレーキをかけていた。
「夏のアートアクアリウム展2023 ~銀座の金魚~」は、6月30日(金)から開催。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)