1999年の「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」でメイス・ウィンドゥを演じ、これもハマり役の一つとなり、2002年の「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、2005年の「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」といった「スター・ウォーズ」シリーズで活躍。2008年の「アイアンマン」から“ニック・フューリー”が始まり、こちらは現在も継続中だ。
遅咲きではあるが1990年代に入ってからの出演作の数は膨大で休むことを知らない俳優としても知られている。2011年には世界最高の興行収入を上げた俳優としてギネス記録を達成し、2021年にはアカデミー名誉賞も贈られた。そういった大きな賞もサミュエル・L・ジャクソンにとっては通過点でしかないのだろう。
ニック・フューリーから「キングスマン」のリッチモンド・ヴァレンタインのような軽薄な役まで、どんな役でもどこか引っ掛かって(気になって)しまうのが大きな特徴であり、魅力と言えるだろう。「シークレット・インベージョン」で今後どんな演技を見せてくれるのか注目したい。
ドラマ「シークレット・インベージョン」は、毎週水曜昼4:00よりディズニープラスで独占配信中。
◆文=田中隆信
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