「一緒に住もう」最終話で菊池風磨“蒼太”が倉科カナ“麻紀”に猛アプローチ<隣の男はよく食べる>

2023/06/30 08:00 配信

ドラマ レビュー

沙織から聞かされた蒼太の“麻紀に対する思い”


その後沙織と会った麻紀は、沙織から“蒼太の思い”を聞くことになる。デザイン会社を自ら立ち上げた沙織は、自分の会社で働いてほしいと蒼太を誘っていたものの、蒼太はなぜか沙織の誘いを断ったというのだ。

その理由について、「あなた(麻紀)を不安にさせたくないって。今まで散々辛い思いさせてきたから、もうそういうの終わりにしたいって…」と語る沙織。そして「それ聞いて私なんか感動しちゃった。蒼太くん、自分の仕事より大切な人を取れる人なんだなぁって。ちゃんと大人になったんだなぁって」とつぶやいた。

麻紀がいないところでも、“麻紀を大事にしたい”という思いを口にしていた蒼太。それによって麻紀自身も、「蒼太くんは変わろうとしている。じゃあ私は…今までの自分を変えることができるの?」と考え始めるのだった。

蒼太の部屋でメモを発見、その内容とは…


その後蒼太から渡されていた合鍵を使って、蒼太の部屋に訪れた麻紀。すると、冷蔵庫に「まきちゃんに おはよう おやすみ」「ちゃんと言葉で伝える」などと書かれた付箋が貼ってあることに気づく。さらに台所にも「ありがとう ごめんなさい」「不安にさせない」といった付箋が…。どうやら蒼太は自分を変えるために、大事なことをメモに書き残していたようだ。

そして麻紀が嬉しそうに蒼太のメモを眺めていると、目の前に蒼太が現れる。そこで蒼太は改まった様子で、「麻紀ちゃんは純粋でまっすぐで、ちょっと天然で、どんな時も一生懸命で、毎日毎日楽しくて…。だから俺は、これからもずっと一緒にいたいし、麻紀ちゃんの隣で一緒にごはん食べてたい」と自分の思いをストレートに伝えた。

蒼太のまっすぐな気持ちが胸に響いたのか、麻紀は涙を流しながら「私も、蒼太くんとずっと一緒にいたい」と告げる。こうして二人のわだかまりは解消され、二人で一緒に生活することになるのだった――。

最終話で描かれた蒼太について、ネット上では「好きな人のために必死に頑張ろうとする蒼太くんは、本当に素敵だと思う」「頑張って変わろうとする蒼太を目の当たりにしたからこそ、麻紀も年齢差にとらわれず、前に進もうと決心できたんだと思う」など称賛の声が寄せられている。

蒼太の麻紀を大切に思う気持ちと行動が、幸せな結末をもたらしたのかもしれない。

◆文=ザテレビジョンドラマ部