俳優の高良健吾が、7月1日に都内で開催された映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編ー決戦ー」の公開記念舞台あいさつに登場。共演の北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮、メガホンをとった英勉監督と共に撮影を振り返った。
同映画は、世界累計発行部数が7000万部を超えた和久井健の漫画「東京卍リベンジャーズ」の実写化作品。2021年に公開された前作は実写映画興行収入No.1の大ヒットを記録した。続編となる今作は原作でも屈指の人気を誇り、「最も泣ける」と絶大な支持を集めるエピソード「血のハロウィン編」を、前編「ー運命ー」と後編「ー決戦ー」の二部作で描く。
“マイキー”佐野万次郎の兄・佐野真一郎を演じる高良は、これが映画「東京リベンジャーズ」では初めてのイベント登壇。若手注目俳優がズラリと集結した本作に参加し、高良は「ちょっとおっさんになってきたなあ…って。自分は年齢が高くなってきたんだなっていう気はしますけど、真一郎役という重要な役を任せていただいて光栄でした。前作も大ヒットしていますし、これだけファンのいる作品に出られてうれしいです。これだけの(推し俳優の名前の入った)うちわがある舞台あいさつは初めてですけど、やっぱり自分のはないなって(笑)」と、ちゃめっ気たっぷりにあいさつ。
また、熱量たっぷりな現場でのことについて聞かれると「僕はオールアップの日に参加させていただきました。みんなの空気ができていましたし、そこに入っていくのは緊張もありましたけど、楽しかったです。ただ、すぐにやられて地面に横たわっていたので、半分以上は倒れていました(笑)」と、撮影を振り返った。
そんな高良に対し、弟・マイキー役の吉沢は「マイキーとしては兄貴の存在は何となく1(作目)の時からちょっと言葉に出ていたりもしていて。真一郎という人間の存在が彼の中では大きいというのは物語の根幹でもあったのでもちろん意識はしていました。大河(ドラマ『青天を衝け』)でも一緒に高良くんとやらせていただいて、今回兄弟役をやれるんだってワクワクしていたんですけど、現場では1mmも会えなかったので…。『寂しいです』と後日ご飯を食べながら話していました」と、兄弟役とはいえ撮影期間がかぶっていないため現場で会えなかったことを残念がる。
それを受け、高良は「そうですね。現場では1mmも会わなかった(笑)。ただ、吉沢くんのことは好きですし、常に意識はしてやっています」とこちらも残念そうに回顧しつつ、演じる上ではしっかり意識していたことを明かした。
映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編ー決戦ー」は、全国公開中。
◆取材・文・撮影＝ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)