AKB48 18期研究生が7月2日、東京・AKB48劇場で劇場公演「ただいま 恋愛中」に初出演。4月9日にお披露目されたばかりの18期研究生が、わずか3カ月で公演デビューを果たした。
18期研究生は、秋山由奈、新井彩永、工藤華純、久保姫菜乃、迫由芽実、成田香姫奈、八木愛月、山口結愛の8人。現在17期研究生が行っている公演「ただいま 恋愛中」で、18期研究生は人数が少ないながらもスキルの高いパフォーマンスを見せた。さらに、最後に研究生楽曲「あの夏の防波堤」の18期研究生バージョンも披露。本番を前に公開ゲネプロ、囲み取材が行われ、劇場公演への思いや意気込みなどを語った。
最初のMCで、新井は「私は劇場公演を見に来たことがきっかけで、オーディションを受けました。なので、今こうしてこのステージに立てていることが本当に幸せ」と感慨深げ。
「実はオーディションを受けるか迷っていた時期にちょうど17期研究生さんの、まさにこの『ただいま 恋愛中』公演を見に来て、それでオーディションを受けようと決めました。実は家族にも内緒で来ていて…。女性枠というので入って、(席は)その真ん中の4列目か5列目くらいかな。ペンライトとかうちわとか何も持たずに来ちゃって、めっちゃ姿勢良く見ていました(笑)」と当時と振り返る。
「同じ公演で、こんなにかわいい衣装を着て、皆さんの前で歌って踊れるっていうのがすごく幸せなことだなと思います」と劇場に立てた喜びをあらわにしながらも、「17期さんと同じ公演ということで、やっぱりうれしい部分もあるし、負けたくないなって気持ちもあります。私たちの色を同じ曲でも見せたいし、私たちだけの良さを皆さんに伝えられたらいいなって思っています」と意気込んだ。
さらに、囲み取材で「17期研究生との差別化」という質問をされた新井は、「18期研究生はやっぱり17期さんよりも経験が少ない分、まだ追いついていない部分もあると思うんですけど、逆にそこを迫力だったり、フレッシュなパワーは負けていないと思うので、そこを出していけたらいいなと思います」と答えた。
囲み取材では、「18期研究生としての目標」を聞かれる場面もあり、各メンバーが「全員で選抜入り」「単独コンサート」など目標を明かす。
そんな中、工藤は「私は全員が選抜に入れるポテンシャルを持っていると思うので、生意気ですけど神7を超えるような存在になりたい」と、秋山は「お披露目の時に全員が選抜に入りたいっていう目標を言っていたと思うんですけど、その目標に少しでも近づけるようにたくさん努力して、今のAKB48の選抜の方々を超えるくらいの存在になれるように頑張りたい」と“先輩超え”を口に。
また、AKB48最年少となる14歳の山口は「この18期研究生の誰もが憧れられたり、一人一人が有名になっていけるように頑張りたい」と目を輝かせる。久保は「18期研究生は、AKB48にとって節目の年に入った期だと思うので、18期研究生をきっかけにAKB48を好きになってもらえるくらい大きい存在になれたら」と、AKB48の新時代を作っていくと誓った。