「『マッシュル-MASHLE-』THE STAGE」が7月4日(火)より東京・国際フォーラム ホールCにて開幕。本日開催された公開ゲネプロの模様をお届けする。
原作「マッシュル-MASHLE-」は集英社「週刊少年ジャンプ」にて連載中の甲本一によるバトル漫画。全世界発行部数は500万部を突破し、テレビアニメ化もされている。魔法が当たり前に使われる世界を舞台に、まったく魔法を使えない主人公のマッシュ・バーンデッドが、鍛え上げた筋肉だけですべてを乗り越えていく「アブノーマル魔法ファンタジー」だ。
主人公のマッシュを赤澤遼太郎が演じ、総合演出を松崎史也、演出を伊藤今人(梅棒/ゲキバカ)、脚本を亀田真二郎が手掛ける。またダンスチーム「FULLCAST RAISERZ」「RAISERZ A.R.M.Y」の面々が、マッシュの筋肉の概念を表現するダンサー「マッスルズ」となる。
捨て子のマッシュは、生まれつき魔法が使えず、代わりに唯一の家族である育ての親のじいちゃん(レグロ・バーンデッド/ウチクリ内倉)の言いつけで筋トレに励んだ結果、人並外れた筋力を身につけていた。じいちゃんと平和に暮らすため、イーストン魔法学校へ入学することになったマッシュは、寮で同室のフィン・エイムズ(広井雄士)、マッシュに恋するレモン・アーヴィン(河内美里)、ランス・クラウン(石川凌雅)、ドット・バレット(山田ジェームス武)らと出会う。彼らと絆を深めながら、筋肉の力であらゆる試練を乗り越え、最も優秀な生徒に贈られる称号「神覚者」を目指してコインを集めていくマッシュ。しかし同じく神覚者を目指すアベル・ウォーカー(笹森裕貴)ら七魔牙(マギアルプス)の手が迫り…。
舞台化にあたり、歌・ダンス・アクションをふんだんに盛り込み、舞台ならではのおもしろさを追求したという本作。冒頭からマッシュ以外のキャラクターたちが鮮やかに歌い踊る中に、巨大なダンベルで筋トレに励むマッシュが登場するシーンはインパクト十分。バトルシーンでは映像も使いつつ、小道具や吊り物、アンサンブルなどによる演劇的なアナログ表現も効果的に活用されていた。また「マッスルズ」のダンススキルが活きるシーンや、舞台の盆を回転させながらの殺陣は迫力たっぷり。上演時間は約2時間40分(休憩20分含む)。
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