乃木坂46遠藤さくら「もっと積極的になりたい」真逆を演じることで自己肯定感の低さから脱却 卒業する同期への思いも明かす<トラックガール>

2023/07/18 18:00 配信

ドラマ アイドル インタビュー

FODオリジナルドラマ「トラックガール」で主演を務める乃木坂46・遠藤さくら撮影:友野雄

乃木坂46遠藤さくら主演のFODオリジナルドラマ「トラックガール」(毎週水曜夜0:00配信)が7月19日(水)より配信を開始する。遠藤が演じるのは運送会社に勤める女性トラックドライバーの鞍手じゅん。演技には苦手意識があったという遠藤は、自身と真逆のガテン系女子をどう演じたのか。また、現在乃木坂46は頼れるエースだった齋藤飛鳥が卒業し、グループは遠藤ら次代のメンバーに託されている。同期である4期生のメンバーが卒業発表をする中で、乃木坂46を牽引していく思いを聞いた。

じゅんは自分とは真逆、新しい世界に触れた楽しさ


――台本を読んでの感想と、演じるじゅんについて教えてください。

コメディータッチなストーリーと、それがテンポ良く流れていくのが楽しかったですね。日常を描いた作品なので何か大きな事件が起こるわけではないですが、トラックドライバーの日々の仕事ってこうなんだと、じゅんたちの頑張る姿に笑いながらも感動して観てもらえる作品だと思いました。

じゅんはどういう女性かというと、私とは真逆。芯が強くて格好いい女性です。私は仕事に対して気後れしたり、自信が持てなかったりする性格なんですが、じゅんはいつも前向きに物事を考えて、楽しく仕事をするんですよね。彼女を見ていると一生懸命働くのって素敵だなと思うし、仕事を楽しむことの大切さを感じ取ってもらえると思います。

――実際に撮影に入り、役作りではどんなことを意識しましたか?

じゅんの凛々しくて、さっぱりした雰囲気をどう出していくかは悩みました。「なんとかっすね!」「まじすか!」とか、そういう口調には慣れるのに時間がかかりましたし、歩き方や立ち姿も。私、普段は声が小さいし、縮こまって生きているので(苦笑)、胸を張って動くというのはずいぶん意識しています。でも、馴染んでくると元気に話すというのは気持ちがいいし、じゅんのお仕事に対するまっすぐな姿勢はものすごく素敵なので、そこはお芝居を通してしっかり伝えられようにと大事に考えました。

FODオリジナルドラマ「トラックガール」より(C)フジテレビ


1日の最後はお家でリフレッシュ


――トラックドライバーという役柄についてはどう思いましたか?

格好いいです。力仕事もあるし、最初は男性の仕事というイメージがありましたけど、演じてみて女性だって負けずにできると思ったし、社会の中のとても大切なお仕事で、やりがいをすごく感じました。まさか大型トラックにまで乗れるとは思いませんでしたし、知らなかった世界に触れられてとても楽しかったです。

――じゅんは居酒屋でのビールを仕事終わりの楽しみにしています。遠藤さんの仕事終わりの楽しみとは?

私、超インドア派で、家の中にいるのが大好きなんですよ。なので仕事帰りはどこにも寄らず、まっすぐ帰宅して家でできることを楽しんでいます。1番はお風呂にゆっくり浸かるのが楽しみだし、寝るまでは映像作品を観たり、読書をしていたり。1日の最後はお家でリフレッシュです(笑)。

遠藤さくら(乃木坂46)撮影:友野雄