MBS/TBSで放送中のドラマ「マジで航海してます。」(毎週火曜夜1:28-1:58ほか)で、飯豊まりえと共に主演を務める武田玲奈にインタビュー!
本作は、外航船員を目指す人たちが通う大学の実習船が舞台。男子が8割という環境の中、1年生の坂本真鈴(飯豊)と石川燕(武田)が、新入生最初の試練である1カ月間の「乗船実習」に参加し、厳しい訓練メニューや想像を絶する船酔いに立ち向かいながら、仲間の男子学生と共に奮闘する日々を、コメディー要素満載で描いている。
武田が演じる女子大学生・石川燕は、流されやすい性格で、関東商船大学にも国公立ということで入学するも後悔し、入学してからはその性格故に飯豊演じる真鈴に振り回される女の子。
本作ではこれまでにない変顔も披露しているという武田を直撃し、飯豊の印象や作品の見どころなどを聞いた。
――出演が決まった時の感想を教えてください。
今回、飯豊まりえちゃんとW主演ということで、2年前くらいに一緒にお仕事してからたまにファッションショーとかでも会って、仲良くしていただいていたので、一緒にW主演できるのがうれしくて、撮影がとても楽しみでした!
――久々のドラマでの共演ですね?
まりえちゃんはずっと変わらないままでしたね!
犬みたいに人懐っこい女の子で、いると現場がパッと明るくなるようなタイプなので、まりえちゃんのおかげでとても楽しかったです。
――燕の人物像を教えてください。
特に海とか船とか詳しくないけど、商船大に入って、真鈴にすごく振り回されちゃうような女の子です。振り回されながらも船とか海の世界に引っ張られていきます。
――ご自身と似ているところはありますか?
似ているなと思うところは割とたくさんありますね。私も振り回すよりは振り回されるタイプで(笑)、遊びに行って「あっち行こう! こっち行こう!」って言ってくれる友達が多くて、そこは燕に似ていたので演じやすかったです。
――本作の面白いと思うところは?
監督は、以前にも「監獄学園-プリズンスクール-」(2015年、TBSほか)でお世話になった井口(昇)監督なんですけど、青春ラブコメディードラマになっていて、私もまりえちゃんも今までに見せてこなかったような顔を井口監督から伝授されて、オーバーに変な顔とか頑張ってやったので、面白がって見て笑ってくれたらと思います(笑)。
井口監督はすごく明確にイメージを持っていらっしゃるので、もう一回「監獄学園-プリズンスクール-」を見直して表情(の作り方)を研究しました!
――監督からリクエストされたことはありますか?
(第2話で)船酔いで吐くシーンがあったんですけど、その時の顔はすごくこだわりを持っていらっしゃって、演技指導はそこが一番多かったです(笑)。
――実際に動いている船でも撮影されていましたが、武田さんは船酔いされましたか?
動いている時も合計3時間くらいなので、全然大丈夫でした! 意外と強いみたいです(笑)。
――航海士のイメージは?
女性の航海士が少ないというのと、船に乗るので航海士でも船酔いがあったり、船の専門知識で覚えなきゃいけないことがたくさんあったり、作品を通していろいろなことを知ることができました。
――撮影で大変だったことはありますか?
静岡・清水での撮影があったんですけど、泊まり込みで3日、4日くらい撮影したのが大変でしたね。船の中はすごい熱がこもっちゃって、(海の上は)日差しが強くて肌が焼けちゃいました(笑)。
女性が少ないので心細いと思う面もあったんですけど、共演者の男の子たちも面白い方ばかりなので、現場はすごく明るくて楽しかったです。
――では、最後にへメッセージをお願いします。
船の事があまり分からない方もいらっしゃると思うんですけど、燕ちゃんも分からない女の子なので、見ている方が皆、燕ちゃん目線になって、一緒に真鈴ちゃんに振り回されながら船の知識などを学んでもらって、最終的には航海士を目指す人が増えたらいいなと思います!
【3話あらすじ】
船乗りにとって必須の「ロープワーク」の授業が行われるが、意外に器用な燕とは正反対に、真鈴は異常なまでに不器用なことが判明する。
簡単な結び方にも四苦八苦状態。そんな真鈴を見かねた燕は、個人レッスンをすることに。しかし、それが思わぬトラブルを招いてしまい、横山士官(堀部圭亮)に叱られてしまう。
燕に代わり、真鈴のコーチには真鈴との相性が最悪な新太(勇翔)が任命されてしまう。
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