SKE48が、31枚目のシングル「好きになっちゃった」を7月5日にリリース。同作は不器用でもどかしい恋心を歌った夏の青春ラブソングとなっており、MVは「One choice」(日向坂46)などの安藤隼人氏、振り付けは多くのアイドルの楽曲を手掛けるCRE8BOYが担当している。WEBザテレビジョンでは、初センターに抜てきされた末永桜花をはじめ、野村実代、佐藤佳穂の3人にインタビューし、今作の注目ポイントやMV撮影の様子、さらに野村と佐藤から見た末永がセンターに立ったSKE48の印象についてなど、さまざまなことを聞いた。
――まずは初センターとなった末永さんに、センターと知ったときの心境から伺いたいと思います。
末永：スタッフさんにはっきりと「次のセンターよろしくお願いします」って言っていただいたのは、MV撮影当日の朝でした。でも、その前日に振り入れをして自分のポジションには立っていたので、そこで「センターだ！」って気付きました。
でも、何が起こるか分からないので(笑)、振り入れではなるべく期待し過ぎないようにしていて。次の日のMV撮影の朝にセンターだって改めて言っていただいて、そこでようやく実感できてうれしかったですし、もしかしたらセンターでのMV撮影は二度とないかもしれないと思って、後悔のないようにこの一日を楽しんで過ごそうという決意をしました。
――今回の楽曲のテーマや曲調について教えてください。
末永：これまでのSKE48のイメージは、きっとダンスやがむしゃらな感じだと思うんですけど、今回はそれとはまた違った、爽やかな王道アイドルソングです。私はよくツインテールをしているんですけど、ツインテールをしていても浮かないような曲調になっています。
1サビまでは恋のもどかしい気持ちを表現していて、そこから後半にかけて明るい未来への希望や強い心を持ち始めるような曲になっているんですけど、歌詞にもMVにもそういうストーリーがしっかりと込められているので、聴いてくださる方に伝わったらうれしいですし、しっかりお届けできればなと思っています。
――今作のダンスのポイントはどんなところにあるんでしょうか？
佐藤：サビの振り付けは“恋花ダンス”って呼んでいるんですけど、恋しちゃったときのもどかしい感情とか跳ねるようなうれしい気持ちとかを、CRE8BOYさんが振りの一つ一つに込めてくださったので、歌詞と“恋花ダンス”が相まって「好きになっちゃった」って気持ちがすごく表せているんじゃないかなって思います。
あと、イントロは物語の始まりを表現している本を開く振りから始まって、曲の終わりはお花を手に取って本に挟んでそっと閉じる振りになっているんです。この本をそっと閉じる振りにCRE8BOYさんがすごくこだわっていて、自分の中の「恋しちゃった」って気持ちを大切に持っていてほしいという思いが込められているので、サビの“恋花ダンス”とあわせて、曲の最初と最後にもぜひ注目してほしいなって思います。
――衣装もこれまでのSKE48のシングル衣装とは違った雰囲気かと思います。
野村：今までは原色を使った派手めな衣装やポップで元気なイメージの衣装だったので、今回の花柄の衣装を初めて見たときは「本当にSKE48の衣装かな？」って思いました(笑)。踊っているときにスカートがふわっと揺れるのがめちゃくちゃかわいいので、早くファンの方の前で披露したいです。
あと、耳飾りもすごくかわいくて、桜花さんの耳飾りは名前に合わせて“桜”がモチーフになっていたりしてすごく好きなんですよ。衣装さんの愛やこだわりが詰まった衣装なので、「(衣装に対して)アイドルにしてくれてありがとう」という気持ちでいっぱいです。
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