SKE48野村実代が明かす大舞台への意識「どれだけ月日がかかろうと、いつの日か立てるって信じています」

SKE48の野村実代、末永桜花、佐藤佳穂(写真左から)にインタビュー撮影:金澤正平

SKE48が、31枚目のシングル「好きになっちゃった」を7月5日にリリース。同作は不器用でもどかしい恋心を歌った夏の青春ラブソングとなっており、末永桜花がシングル初センターに抜てきされた。WEBザテレビジョンでは、新センターの末永と野村実代佐藤佳穂にインタビューし、約5年ぶりに開催される「リクエストアワー」(以下、リクアワ)や3チームの新公演が出そろった後のSKE48の展望などについて話を聞いた。

披露の機会がなかった楽曲に「命を吹き込んであげたい」(佐藤)


――今回のシングルには約5年ぶりとなるリクアワの投票券も付きますが、ランクインしてほしいと思う曲はありますか?

佐藤:個人的には「SKEフェスティバル」公演と新公演「声出していこーぜ!!!」の楽曲もそうなんですけど、「SKE48 Passion For You」(2013年~2021年に展開していた携帯ゲーム)のイベントで私がファンの方と初めてメンバー入りをつかんだ楽曲が1曲あって。

――「あの頃のロッカー」(27thシングル「恋落ちフラグ」収録)ですね。

佐藤:世の中がコロナ禍に向かっている時期だったので披露できるタイミングがなくて、もう卒業して次の道へ進んでいる歌唱メンバーもいる中で、「選ばれた16人でステージに立っている姿を見たい」ってファンの方がずっと言ってくださってはいたんですけど、なかなかそれをかなえてあげることができなくて。

でも、今回リクアワというすごくすてきなチャンスを頂いたので、その楽曲に命を吹き込んであげられたらいいなって思います。順位は何位でもいいので披露できたらなって。

末永桜花(SKE48)撮影:金澤正平


「ぜひ『好きになっちゃった』もよろしくお願いします!(笑)」(末永)


野村:改めて考えると、楽曲が増えましたね。自分がオリジナルメンバーとして参加している曲が増えて、全部大事な楽曲なので全部入ってほしいんですけど、でも前回2位だった「夢の階段を上れ!」は今回1位を狙えるんじゃないかなぁって何となく思っています(笑)。

あとはやっぱり「愛を君に、愛を僕に」。あの曲はチームSのみんなでものすごく踊ったので、大きな会場で披露したいです。

末永:私は「触らぬロマンス」(22ndシングル「無意識の色」収録)です。当時のメンバー32人で“サクララブレター32”っていうユニット名で歌っていたんですけど、今はそのメンバーの半分が卒業していて。

前回のリクアワでランクインはしたんですけど、披露する回数も少なかったですし、私の初めてのセンター曲でもあるので、初披露のときと同じようにSKE48の“桜制服”っていう衣装を着て、もう1回披露したいなって思っています。

今回の「好きになっちゃった」もリクアワで披露したいんですけど、新し過ぎるから「投票してください」って言っていいのか…ちょっと迷っています。

佐藤:いいんじゃないですか? ファンの方にとっても絶対大切な曲になると思うので。

末永:いいのかな? では皆さん、ぜひ「好きになっちゃった」もよろしくお願いします!(笑)