――「好きになっちゃった」リリースの翌週末にはチームEの新公演が始まるということで、劇場公演に関してもお話を聞きたいと思います。チームSは、2022年5月に「愛を君に、愛を僕に」公演が始まって1年が過ぎました。
野村:新公演が始まった後、チームSでイベントに出演させていただく機会も増えて、チームで外に出たときに勝負できるかどうかってやっぱり普段の劇場から決まっているなと気付けて、みんながチームの一員として改めて自覚を持ち始めるきっかけになりました。
1年たった今でも公演に対する熱や覚悟は変わっていないですけど、変わった部分もあって、リーダー(松本慈子)に任せきりじゃなくなりました。
リーダーが休演することもたまにあったりして、そういうとき副リーダーのあゆかぴょん(上村亜柚香)がまとめてくれるんですけど、あゆかぴょん一人に任せるんじゃなくて、みんなでまとめようって言い合うことが、少しずつですけどできるようになってきたかなって思います。
初日は結構追い込まれていたので、ファンの方からも「勢いがすごかった」って言ってもらえたんですけど、曲によっては軟らかさを出さなきゃいけない曲もあるので、勢いだけじゃなくてそういうところにもちゃんと対応できるようになってきているかなと思いますし、歌も全体的にうまくなってきていると思うので、ぜひ劇場に聴きに来てほしいです。
――チームEは新公演「声出していこーぜ!!!」の初日を7月15日(土)に控えていますが、やっぱりヒャダインさんの楽曲提供というのが注目されるポイントなのかなと思います。
佐藤:谷真理佳さんが(喜びの)悲鳴を上げていました(笑)。チームSの新公演は小室哲哉さんのプロデュースだったので、「チームEは誰がプロデュースしてくれるんだろう」って話をしていて、谷さん、なっきぃ(鎌田菜月)さん、私で「ヒャダインさんだったらいいね」って言っていたんですよ。
楽曲提供という形ですけど、まさか本当にそうなるとは思っていなかったですし、その分期待もあったんですけど、届いた曲を聞いて「これはヤバい!」「とんでもない楽曲をもらってしまった!」と思いました。
今の「SKEフェスティバル」公演とは違った意味ですごい公演ができるんじゃないかなって思っています。メンバーも新公演に不安な部分もあったと思うんですけど、みんなで期待を膨らませながらレッスンをしていて、すごくハードな楽曲もあるので、期待していてほしいです。
――5月には募集したファンの方と一緒に劇場で表題曲のMV撮影を行いましたが、それはいかがだったでしょうか?
末永:ヒャダインさんは「ファンの方のコールが入って楽曲が完成する」っておっしゃっていて、それをまさに体感した一日でした。ここでこういうコールを入れたら盛り上がるかなってファンの皆さんが考えながら、ちょっとずつコールが増えていったりして、私たちも「ここにこういうコールが入るのすごい!」って感動したり。
コールができて、ファンの皆さんと一つのものを作り上げていく感覚を、短い時間ではあったんですけど感じられたのでより公演が楽しみになりましたし、曲は撮影をした表題曲以外ももちろんあるので、もっと多くの方と一緒に作ることができると思うと期待で胸が膨らみます。
佐藤:チームSとチームKIIの新公演はコロナ禍で客席の声出しができない中での初日だったんですけど、チームEは初日からコールしていただけますし、コールをどんどん入れたくなっちゃうような楽曲をヒャダインさんが作ってくださったので、ファンの方と一緒に作り上げていけたら、すごくそれは理想的だなと思います。
メンバーだけにならず「ファンの方と一緒に作っていく」っていうのがヒャダインさんから頂いた言葉なので、それを大事に楽曲と向き合っていきたいです。
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