グローバルに活躍する韓国の5人組グループ“TOMORROW X TOGETHER”が、7月5日に東京・六本木ヒルズアリーナで日本2ndアルバム『SWEET』の発売記念イベントを開催した。
SOOBIN、YEONJUN、BEOMGYU、TAEHYUN、HUENINGKAIの5人で結成されたTOMORROW X TOGETHERは、2019年3月に韓国でデビューし、2020年1月に日本でもデビュー。その後、リリースする作品がどれも大ヒットを記録し、7月1日と2日に自身初のドーム公演となる大阪・京セラドーム公演2デイズも成功させた。そんな彼らが7月5日に日本2ndアルバム『SWEET』をリリースし、その発売を記念して今回のイベントを開催。この場所に帰ってくるのはおよそ11カ月ぶり。
まずは7月15日(土)にスタートする日本テレビ系連続ドラマ「最高の生徒 〜余命1年のラストダンス」(毎週土曜昼2:30-3:00、日本テレビ)の主題歌「紫陽花のような恋(Hydrangea Love」を披露。シンガーソングライターの優里が書き下ろしたバラードを、5人がしっとりと歌い上げた。
1曲歌い終わった後、まずはリーダーのSOOBINは「今日は暑い中、お集まりいただきありがとうございます」とあいさつ。続いてHUENINGKAIが「今日、ここで会えるのを楽しみにしてました。一緒に盛り上がりましょう!」と呼びかけて盛り上げ、BEOMGYUが「暑いので、皆さん水分をしっかり摂りながら楽しんでくださいね」という気配りも。YEONJUNは「会いたかったです。皆さんにお会いできて本当にうれしいです」とファンに手を振り、TAEHYUNは「またこの場所で皆さんにお会いできてうれしいです。会いたかった!」と思いを届けた。
終わったばかりのドーム公演について聞かれると、SOOBINは「ステージから見る皆さんがとってもきれいで、こんなにたくさんの方が集まってくれたんだと思ってとってもうれしかったです。MOA(ファンの総称)の皆さんと一緒に生放送の音楽番組に出られたのも印象に残っています」と日本テレビ系「THE MUSIC DAY」に出演したことも含めて良い思い出になったと語った。
そしてついに発売された日本2ndアルバム『SWEET』。収録曲の中で特に好きな曲を聞かれると、SOOBINは「紫陽花のような恋(Hydrangea Love)」を、YEONJUNは「ひとりの夜」を、BEOMGYUは「君じゃない誰かの愛し方(Ring)」を挙げた。そしてHUENINGKAIは「SOOBINさんと同じです」、TAEHYUNは「僕はBEOMGYUさんと同じです」と答えた。
ここでオリコンのデイリーランキングで1位となったことが発表されると、メンバー5人は会場のファンたちと喜びを分かち合い、HUENINGKAIは「ホンマ、ヤバいです!」と京セラドーム公演の名残りか、関西弁でうれしさを爆発。
トークセッションの最後は、メンバーそれぞれがファンに感謝の気持ちを届け、SOOBINの「皆さんも『SWEET』をたくさん聴いて、お気に入りの曲を見つけてくれたらうれしいです。ありがとうございました!」というメッセージで締めくくった。
最後は「Sugar Rush Ride[Japanese Ver.]」を華麗で激しいダンスとともに披露し、最後の最後まで会場を熱く盛り上げた。歌い終わった後も会場のファンに向かって手を振ったりして、ファンも大きな歓声で応えていた。
◆取材・文=田中隆信