――社会人1年目を振り返ってみて、思う事などはありますか?
石原:街で「職業は何ですか?」って聞かれるタイミングがあって、「何て答えたらいいんだろう?」ってすごく悩んだりとか(笑)。今までだったら「学生です」って言えたんですけど、「今年は何て答えればいいんだろう?」と思って。「自営です」と答えるべきなのか、「社会人です」って答えるべきなのか、すごく悩んだり、そういう面白い発見があったりしました。
仕事の面では、新しい作品と出合って、自分の苦手としているものに向き合ったりとかですかね。そういう事をする上で新しい発見があったり、自分の弱い部分をきちんと教えてくれる人と出会えたりとかして、小さい事がたくさん積み重なって、楽しい1年だったなっていうのがありますね。
あとは、自分の中で「こうしなきゃいけない!」っていう方向性が見えてきて、そういう決断をしたりとか。上手くいかなくて辛かった事もいろいろあったんですけど、よくよく振り返ってみると、自分にとって成長できた1年だったなって思いますね。
どっちかって言うと、あんまり楽しくない部類ではありました。でもでも、いい事もいっぱいあったし! 自分と向き合うタイミングだったっていうのは間違いないので。
――どんな方向性でいきたいと考えていますか?
石原:明確に「こう!」というのはないんですけど…自分の中で憧れているタレントさんがいて、「その人が何で好きなのかな?」って考えてみたんですよ。その方は自分の周りにいる人や応援してくださっているファンに対して、私たちからしたら「えっ、そこまでするの?」っていうくらい「ありがとう」っていう気持ちを伝えたり、行動に移したりしている方で、そういう部分が私にとってはすごく魅力的だったんです。
そういう“心の優しい”で一括りにしていいか分からないんですけど、そういう人になりたいなっていう人物像ができました。仕事でそうしたいっていうわけじゃないけど、そういう人になって、自分の周りにいる人に対してそういう姿勢で向き合っていきたいなっていうのに気付いた…めっちゃアバウトで申し訳ないんですけど、そういう方向性でいきたいなって考えていますね。
――気持ち面で変化があったんですね。
石原:はい、内面の話なんですけど。憧れの人のファンに対する向き合い方に驚いて、共感したというか。
――これまで以上にファンを大事にということですね。
石原:まさに、そうですね! ファンの方や、周りのスタッフさんたちに!!
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