HKT48・本村碧唯が、卒業フォトブック「HKT48 本村碧唯 卒業フォトブック 未来の手前」(双葉社)の出版記念記者会見を7月8日に都内で行った。同作は、7月17日(月・祝)の卒業コンサートと23日(日)の卒業公演をもってグループを卒業する本村が、「卒業旅行」をテーマに2泊3日の山梨ロケを敢行。グランピングや焚き火など、自然の中で楽しむ彼女が魅力あふれる素顔を見せている。また、最初で最後の大人め下着カットや元メンバー、両親からのメッセージ、卒業インタビュー&直筆メッセージなど盛りだくさんの内容となっている。
会見に登場した本村は「いつかできたらいいなと思っていたフォトブックを、わがままを言ってお願いして、今回出させていただけることになって本当にうれしい気持ちでいっぱいです。また、やっとファンの皆さんの手元に届いて皆さんからの感想を聞いて、うれしい気持ちと『わがままを言って形にすることができてよかったな』と思っています(笑)」と吐露。
写真集について「スタッフさんとお話した時に、『自然が大好きで、キャンプとかができる場所がいいな』というお話をさせていただいて、山梨県で撮影することになりました」と明かし、内容について「グランピングとか、大好きな自然の中で撮影させていただきました」とにっこり。
さらに、お気に入りとして湖の上に立っているように見えるカットを披露し、「すごく寒かったんですけど、湖に立っている感じが初めての体験でしたし、写真になったらすごく神秘的になっていてお気に入りです」と告白。
また、メンバーの反応について「発売前から楽屋に置かせていただいて、みんなの感想を聞いたんですけど、みんな『すごくかわいい!』って言ってくれて!」と笑顔を見せ、「メンバーそれぞれの好きな写真が全然違っていて、それがすごく面白いなって思いました」とコメントした。
そんな中、卒業への実感について聞かれると、「全くないんですよね、それが」と苦笑し、「12年って長かったので、このグループから離れてメンバーと一緒に活動しなくなるのもあんまり想像がつかなくて…。きっと卒業して数日たってから実感が湧いてくるんだろうなって思っています」と打ち明けた。
ほか、マスコミ陣から「12年間の活動の中で一番の思い出は?」との質問が寄せられると、「やっぱりキャプテンになったことがすごく大きかったですね。一個人として、すごく変われたタイミングだったなと思うので」と明かした。
◆取材・文=原田健