悪鬼と神がみえる民俗学者という変わった役柄を演じることとなったオ・ジョンセは、「僕が演じるヘサンはウィットもなく、社会性も乏しいキャラクター。それでも、ドラマが終わるころには彼の魅力が見えてくるといいな、という思いを持っています」と話し、笑いを誘った。
ホン・ギョンが演じるのは、ソウル庁協力犯罪捜査隊で働くホンセ役。出演理由を聞かれると、緊張した面持ちで「素晴らしい先輩方が参加されるということもそうですし、キム・ウニさんの作品に出られるなんて!というワクワクする気持ちで台本を読みました。撮影中には先輩方や作家さん、監督にいろいろと質問をしながら自分の不明点を解決させて演じていきました」とコメント。
「20代の若者や、社会に出たばかりの人たちは、既存のマニュアルや方式とぶつかったり、そのせいで自分の信念や自分のやり方が間違っているかもしれないと思ったりするときがありますよね。それでもホンセは、くじけずに堂々と自分の考えを貫くんです。その点は僕と似ているのではないかと思います」と役柄を説明した。
最後にキム・テリは「今はオカルトジャンルも珍しくなくなりましたが、韓国的、東洋的なオカルトは本当に新しい分野だと思います。ストーリーを追いながら、ミステリーを一緒に解いたり、俳優たちの演技やキャラクターたちのやり取りを楽しんだりしながら、ご覧いただきたいです」とメッセージを。
イ・ジョンリム監督は「“悪鬼という存在は、人間の内面にある欲望を観てどんどん育っていく”という設定があります。劇中、ここにいる三人のキャラクターには、様々な選択が訪れます。悪鬼が自分のところにやってきたとき、自分はどんな選択をするのか。誰かが誘惑してきたとき、自分は正しい選択ができるのか。3人のキャラクターが、どんな選択をしどう成長していくのかが、見どころです。時々、“ああ、その道には行かないでほしいのに”という道に入ることもありますが、そんなときにも応援していただきながら、ご覧いただけたらうれしいです」と見どころについて話した。
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