大原優乃、“同世代とお芝居をやりあえる”作品に出演「この先の糧になっていくような現場だった」<なれの果ての僕ら>

大原優乃撮影:大野代樹

小6の頃は「いつも居残りして…」


――作品の内容にちなんで、どんな小学6年生だったか聞かせていただけますか?

「Dream5」というグループをやらせていただいていたので、学校にはあまり通えていなかったんですが、いつも居残りするくらい給食を食べるのが遅くて、私だけ昼休みがなかった思い出が一番強く残っています。今は食べることが大好きなんですけど、当時は食に興味がなかったんですよね。

あと、小学生の時に初めて一人で飛行機に乗ったら、鹿児島空港が霧の影響で着陸できなくて、東京に引き返すっていうことがありました。泣きながら帰りました…。

“妖怪”があだ名の高校時代「うれしい思い出」


――同窓会で集まったのは高校生という設定です。どんな高校生だったか教えてください。

めちゃくちゃ静かで、本を読んだりしていました。雨宮の過去に共感できる部分がたくさんある学生生活を送っていました。

あと、高校生の時もグループ活動をしていたので、テストの時だけ出席するという感じだったんですが「ようかい体操第一」の影響で、あだ名が「妖怪」でした。「今日は妖怪が学校に来てる!」って言われていました(笑)。うれしい思い出です!

――最後に読者へメッセージをお願いします。

7月4日放送の第2話で雨宮の過去や弱さが見えたと思いますが、雨宮は信じたいものや守りたいものに対して、思い抜く強さがあると思ったので、そこを大切にしながら演じさせていただきました。監禁されている状況下で「生き抜こう」という気持ちの強さがキャラクターによって違うので、最後までストーリーを考察しながら、一緒に盛り上がっていただけたらうれしいです。

◆取材・文=大野代樹

大原優乃撮影:大野代樹

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