なにわ男子・道枝駿佑が、8月26日(土)、27日(日)に放送される「24時間テレビ46」(日本テレビ系)内のスペシャルドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」(8月26日[土]夜9時頃放送予定)で主演を務めることが決定した。
同作は、小松成美の「虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡」(幻冬舎文庫)を原作にした、社員の大半が知的障がい者というチョーク会社が会社の存続を懸けて新商品の開発に挑む物語。窓に描ける“魔法のチョーク”を開発した町工場の奇跡の実話をドラマ化する。
モデルとなった「日本理化学工業株式会社」は日本のシェア約70%を占めるチョーク製造販売会社。まだ障がい者雇用が義務化されていなかった1960年に初めて知的障がい者を雇用して以来、一貫して障がい者雇用を推し進め、1975年には神奈川・川崎市に日本初の心身障害者多数雇用モデル工場を設置。2023年現在、91人の社員のうち66人が知的障がい者(障がい者雇用割合約7割)となっている。
製造ラインを知的障がい者だけで稼働できるよう工程にさまざまな工夫を凝らし、「日本でいちばん大切にしたい会社」として、経営と福祉の両方の面で注目されている同社。“粉の飛散が少ないダストレスチョーク”や“窓に描けるキットパス”など、SDGsや地球環境に配慮した商品を生み出し、今も進化を続けている。
道枝が演じるのは、チョーク会社社長の息子・大森広翔(おおもりひろと)役。広翔は、やりたいことが見つからないまま海外に短期留学するが、流されるままに父が経営するチョーク会社に就職。そして、工場の危機的な経営状況を目の当たりにする。社長である父と、障がい者雇用を巡って衝突を繰り返しながらも、障がいがある社員たちの労働への真摯な姿勢から、「働くことの幸せ」を学んでいく役柄だ。
主演の道枝は「24時間テレビスペシャルドラマ出演は、2021年の『生徒が人生をやり直せる学校』以来ですが、今回は主演を務めさせていただけることがすごくうれしいです。なにわ男子としてはメインパーソナリティー、道枝駿佑個人としてはドラマの主演もやらせていただくということで、すごくプレッシャーもありますが、スタッフの皆さんと一緒に最後まで駆け抜けていけたらなと思っています」と意気込みを語った。
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