目黒蓮(Snow Man)が主演を務める金曜ドラマ「トリリオンゲーム」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系※第一話は15分拡大)が、7月14日(金)よりスタートする。
原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一の同名漫画を目黒蓮主演でドラマ化。正反対な2人が事業計画も資金もゼロの状態から起業し、型破りな方法で1兆ドルを稼ぐ夢に挑戦する。類いまれなるコミュニケーション能力を持ち、人心掌握術を遺憾なく発揮する“世界一のワガママ男”ハル(天王寺陽・てんのうじはる)を目黒が演じ、ハルとタッグを組むことになる“真面目で気弱なパソコンオタク”ガク(平学・たいらまなぶ)を佐野が演じる。
このたび、本作で連続ドラマの単独初主演に挑む目黒を直撃。自分と真逆な“世界一のワガママ男”を演じる上で意識していることや、過去に共演した木村拓哉、大泉洋に感銘を受けたエピソード、最近はまっているものなどについて語ってもらった。
――まずは、今作のオファーを受けたときの感想を教えてください。
素直にうれしかったです。今まで自分がやらせていただいた役とは全然違う役だったので、少し不安も感じましたが、今はワクワクする気持ちが勝っています。
――ハルの魅力はどんなところでしょうか。また、ハルを演じるにあたり意識していることはありますか。
ハルは、「この後なんて返すんだろう」「次にどんな行動に出るんだろう」とワクワクさせられる、魅力が詰まった人です。ハルを演じるにあたり、とにかく原作を読み込んでいます。「トリリオンゲーム」のキャラクターを生身の人間が演じるときにどうやって「リアルさ」を出すか、原作と実写のバランスを自分の中で探りながら役作りをしています。
あと、いつもの演技では会話をするときに相手のせりふを受けて、リアクションをしてから自分のせりふを言うのですが、ハルは周囲を自分のテンポに巻き込んでいくキャラなので1つひとつにリアクションをしていたらだめだなとも思っていて。今まで演じてきた役はリアクションを大事にしてきたのですが、今回はちょっと違うなと思ったので、そこを意識しています。
――ドラマの情報が解禁された際、「ハルのキャラクターは自分自身と真逆のキャラクター」とおっしゃっていましたが、どんなところがご自身と真逆なのでしょうか。
ハルのようにばーっと場を回せるコミュニケーション力も無いですし、ハルは常に自信に満ち溢れているので違うなと思います。自分は最近徐々に自信を持ててきたというぐらいで自信満々なタイプではないので、ハルのそういう部分はうらやましいです。普段の自分はそうじゃないけど、そういう人になれるというのがお芝居の楽しいところだなと思いながら演じています。
――ご自身からかけ離れた役を演じるとなると、現場で過ごすときのテンションも変わってくるのでしょうか。
今までクールな感じの役が多く、現場ではなんとなく役に近い自分のテンションで過ごして、そこから本番に入っていくのが自分のスタイルでしたが、今回は現場に行ったら自然と明るいテンションになっていて。そこから本番のテンションに持っていっているので、現場での居方はいつもと違うなと感じています。
――真逆のキャラクターの中に、ハルとの共通点はありますか。
ハルがゼロから成り上がっていくというところは、自分がジャニーズJr.の頃からここまで来させてもらった経験と似ているなと感じているので、成り上がろうとするハルを上手く演じられるんじゃないかなと思います。
――ハルのビジュアルは、どのように作っていったのでしょうか。
ハルを演じさせてもらえることへの感謝と作品へのリスペクトの気持ちもあるので、メイクさんやスタッフさんたちと原作を見ながら「ここをこうしすぎてしまうとリアルな人間っぽくなくなっちゃうな、でもハルのこういうところは再現したい」というような話をしながらビジュアルを作っていきました。表情については、自分の中で「ハルってこういう表情をするよな」というイメージがあるので、そこを反映しています。
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