目黒蓮、自身と真逆の“ワガママ男”役に挑戦で現場の過ごし方に変化<トリリオンゲーム>

2023/07/14 06:00 配信

ドラマ インタビュー

撮影現場での木村拓哉、大泉洋の姿勢に感銘


――単独初主演ということで、主演として現場でこうありたいと思っていることはありますか。

主演だからこうしないとというのはあまり無くて。映画「わたしの幸せな結婚」(2023年)のときもそうだったのですが、自分はまだまだ学ばないといけないことがあるので、現場に学びに行って、とにかく一生懸命演じるという感じです。

――今まで出演された作品で、主演を務めた諸先輩方の姿に感銘を受けたことはありますか。

「教場II」(2021年)に出演したとき、木村拓哉さんが現場で常に風間教官のままでいてくださっていたことに感銘を受けました。「教場」後にSnow Manとして木村さんにお会いした際、「教場」の現場とは全然違う木村さんで接してくださって。撮影中はずっと風間教官として現場にいてくださったんだなと思いましたし、木村さんが雰囲気を作ってくださっていたおかげで、生徒としてい続けることができたのだなと感じました。

また、映画「月の満ち欠け」(2022年)で大泉洋さんと共演させていただいたときは、ご自身が納得するまで監督と話し合われている大泉さんの姿から、意見のやり取りを図ることが大事なんだと学びました。今後、演技をする上で迷ったり、腑に落ちない部分などがあったりしたときは、先輩方の姿を思い出して、自分も納得できるまで行動したいです。

――今作では、監督とどんなことを話し合われていますか。

ハルのテンション感だったり、ガクとの関係性だったりを話しています。ハルとガクの関係性は、この作品の柱になると思うのでしっかり作っていきたいです。

――ハルとガクの関係性について、どのように感じていますか。

ハルは自分に無いものをガクが持っているということを分かっているし、逆にガクに無いものをハルが持っているから2人が合わさったときに最強のペアになると思うんです。撮影をしていく中で、ハルとガクの関係性が出来上がってきているので、ここからさらに佐野くんと関係性を作っていくのが楽しみです。