コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、Twitterにオリジナル漫画を投稿している白田シロさんの『創作における闇落ちから復活する方法』という1作だ。
同作は、白田さんが実践している“精神が病んだ時の復活方法”を紹介したエッセイ漫画。闇落ちを経験した多くの読者から好評のようで、1万もの「いいね!」を獲得し、さらに「すぐに取り入れたい」「参考になる」といった反響も後を絶たない。
書き上げた作品に対し、「この漫画…つまらないのでは!?」と不安になることが多い白田シロさん。すぐに精神が病んだ“闇落ち状態”になるのだが、キッカケは決まって他の漫画家さんの活躍を目にした時だった。
他人を気にする癖がある白田さんは頻繁に病んでしまうので、精神状態を回復させるための「闇落ちセットリスト」という指南書を考案。ノートに対処法をまとめたものなのだが、そこには4つのするべきことが書かれている。
それは「①とにかく今の気持ちを書きまくる・②フルーツを買って食べる・③温かめのお風呂にしっかり浸かる・④ゆっくり眠る」の4項目。この「闇落ちセットリスト」を実行した翌日の白田さんは、無事に闇落ちから這い上がり、正常なメンタルに戻るのだった…。
白田さんが開発した「闇落ちセットリスト」に対して、ネット上では「病みがちな性格なので、すぐに真似したい!」「全人類が参考にするべき」「自分のことを知って、何をすれば回復するかを考えることが大切って再認識できた」といった反響が相次いでいる。
作者の白田さんに『創作における闇落ちから復活する方法』を描いたキッカケなどを伺った。
――『創作における闇落ちから復活する方法』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
自分自身がよく創作関連で悩んでは復活するので、その経験が共有できれば…と思い制作しました。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
闇落ちしている様子がわかるように、人型ではなくゲル状態で話を進行した部分です。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
5ページ目の必死に今の気持ちを紙に描いている様子は、勢いがあってお気に入りです!
――「闇落ちしない方法」を思いつくまでに、闇落ちした時はどのような方法でしのいでいたのでしょうか? また闇落ちがひどくなると、どのような状態になりましたか?
闇落ちしていた時も頑張って描こう!と漫画を描き続けていました。ひどくなるとだんだん漫画のお話作りができなくなります…。
――同作では描き切れなかった“メンタルを落ち着かせる方法”があればぜひ教えてください。
ゆっくり何か飲み物を淹れて味わうことでしょうか。コーヒーやお茶など…。
――他の作品も白田さんの日常を切り取ったものが多いように感じますが、どのような時に漫画にしようと思いつくのでしょうか?
日常の中で、誰かに何かを伝えたい・共有したい・役に立つかもしれないと思ったら漫画にするようにしています。
――今後の展望や目標をお教えください。
目標がコミックエッセイの書籍化なので、その目標に向けて今後もたくさん漫画を描いていこうと思います!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
読んでくださりありがとうございました…!これからも誰かの心に寄り添える漫画を描いていくので、注目してくださったら嬉しいです!!
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