<呪術廻戦>伏黒甚爾が匂わす退廃的な色気「クズなくせに魅力がエグい」「子安パイセンの声でダンディーなクズに進化」

2023/07/14 14:32 配信

アニメ レビュー

アニメ「呪術廻戦」第2話より(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 (C)Sumzap, Inc./TOHO CO., LTD.

アニメ「呪術廻戦 懐玉・玉折」(毎週木曜夜11:56-0:26ほか、TBS系、ABEMA・ディズニープラスほかにて配信)の第2話「懐玉 -弐-」が7月13日に放送された。今話では本編のもう1人の重要人物である伏黒甚爾に注目が集まった。

伏黒甚爾のクズっぷりが光る


原作は週刊少年ジャンプ(集英社)で連載中の芥見下々による同名漫画。特級呪物“両面宿儺”の指を喰らった少年、虎杖悠仁を主人公に、人に災いをもたらす呪霊とそれを祓う呪術師の過酷な戦いが描かれる。第2期「懐玉・玉折」は第1期から過去に遡り、呪術高専時代の五条悟(CV.中村悠一)と、彼とコンビを組む夏油傑(CV.櫻井孝宏)がストーリーの中心人物となる。かつては最強コンビを自称するほどだった親友同士はなぜ袂を分かち、夏油は呪術高専の敵となったのかが語られていく。

五条、夏油の呪術バトルをメインに見どころ満載だった第2話。なかでも印象深かったのは、術師殺しの異名を持つ伏黒甚爾(CV.子安武人)の描かれ方だ。ひと目でクズと分かる目付きに覇気のない態度。しかし、同時に漂わせる退廃的な色気。もともと原作でもイケメンクズで人気のあったキャラクターだが、アニメでは巧みな演出により彼の負の魅力がいっそう底上げされ、魅力的なキャラクターに仕上がっていた。

そんな彼の人気を示すようにTwitterでは「伏黒甚爾」がトレンド入りし、「恵の名前忘れてる伏黒甚爾めちゃくちゃクズ顔で大変良かった」「クズなくせに魅力がエグい」「顔面偏差値異次元の筋肉モリモリクズヒモギャンブラー好きやん」などといった愛あるディスりが飛び交う状態に。

また、アニメにおけるキャラクターの具現化には声も欠かせないところだが、どうやら子安の声は理想のクズ男の声でもあったようだ。視聴者からは「子安さんの声のお陰で伏黒甚爾というクソ親度合いが何倍にも増幅していて、、」「CV.子安武人のヒモ(とーじくん)が良すぎて…あの声で甘えられたらクレジットカード渡しちゃう…」「子安パイセンにより伏黒甚爾がダンディーなクズに進化した」など、子安の芝居を絶賛するコメントが多数寄せられていた。