2022年、ドラマ「やんごとなき一族」(フジテレビ系)の演技で話題となり、その後も連続ドラマや映画で活躍。今年2月には自身初のフォトエッセイ「松の素」を上梓した松本若菜。現在、ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(TBS系)にも出演中の松本が、お題を毎回1つセレクトしトークする本連載。第3回は書籍のタイトルにもなった「松の素」について。カジュアルな語りから見えてくる、知られざる松本若菜の“素”の部分に注目だ!
早くも3回目となりましたこの連載「もっと!松の素」。今回のテーマは、ズバリ「松の素」でございます。連載のタイトルにも入っているこちらのワード。「いったい何のことだい?」と思っていた方もきっといますよね。うっかりしていてすみません。
あらためまして、「松の素」についてのお話しを。こちらはですね、私が先日、初めて出させていただいたフォトエッセイのタイトルでして。ふだん考えていることや好きなこと、仕事についての思いなどなど、私の“素”の部分をぎゅうぎゅうに詰め込んだ一冊となっております。
本づくりのスタートは、ちょうど去年の8月ごろだったかな。まずはエッセイの執筆に取りかかりました。これまで私は、インタビューで演じた役について話すことはあっても、自分のことを話す機会はあまりなかったんですね。やっぱり主役は作品ですから。
それが今回、エッセイという場をいただき、いざ自分を細かく分析してことばにしようとすると、これがすごく難しくて。伝えたいことはいっぱいあるのに、考えがまとまらないんです。だからエッセイを書いていたあの時期は、常に頭はフル回転。ドラマの撮影もあったので大変ではあったけれど、自分の気持ちを見つめ、文章にすることはすごく勉強になりましたし、あらためて自分を知るいい機会になった気がします。
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