小田井涼平が妻・LiLiCoの旅リポを見ながら「おかしいやろ」、ウナギ&焼酎片手に視聴者とリアルタイムで交流

2023/07/20 13:00 配信

バラエティー レビュー

元純烈・小田井涼平の「あい旅」生放送回 妻・LiLiCoの旅リポを見ながら視聴者とリアルタイムで交流…

小田井涼平が津々浦々を巡り、さまざまな人・モノとの出会いを届ける旅番組「一度は行きたい極上宿 小田井涼平のあい旅」(毎週木曜 夜8:00-9:00、BSJapanext)。7月13日は生放送。スタジオでウナギと焼酎に舌鼓を打ちながら、視聴者から寄せられたコメントに可能な限り答え、リラックスした時間の中で、画面越しのあたたかな交流を深めた。

小田井も視聴者も同時にくつろぐ生放送


普段は全国各地で出会った人々、お店、宿泊先の感動と体験を放送する「一度は行きたい極上宿 小田井涼平のあい旅」だが、この日の舞台は風鈴の涼やかな音色が響きわたるスタジオ。いつも通り柔らかな表情の小田井は、「みなさんも家で、麦茶飲んだり、お酒飲んだり、ご飯食べたり、あるいは横になりながら、リラックスしてコメントじゃんじゃん送ってください」と呼びかける。

2回目の生放送となる今回も、前回と同様、コメントを投稿した視聴者を対象としたプレゼントを用意。小田井が旅先で出会った感動の一品として、長崎・中里茶農園の「そのぎ茶 新茶」、大分・香の博物館で小田井がブレンドしたオリジナル香水、広島ロケで購入したTシャツの計三品がセレクトされた。全国のお茶の品評会で4年連続日本一に選ばれている東彼杵町の名産品「そのぎ茶 新茶」は苦味と渋みが走る中に深い味わいが膨らみ、オリジナル香水は松任谷由実「やさしさに包まれたなら」が流れたような気分になる仕上がりだという。広島方言をもじったダジャレとイラストがプリントされたTシャツには、小田井が直筆サインを記入した。

妻・LiLiCoの裸を見ながら焼酎を飲む小田井…自分にツッコミ


番組はスタジオでの生放送パートと、LiLiCoが小田井の代わりに玉名市を旅した時のVTR、小田井が大分県・湯布院に足を運んだ時の模様を収めた映像で編成。まずはLiLiCoの旅の様子がオンエアされた。

この日の宿泊先は、夏目漱石も愛し、著作『草枕』ゆかりの地でもある小天温泉 那古井館だ。明治元年に創業した小天温泉 那古井館は、2018年に全館リニューアルし、2020年に「草枕の間」「漱石の間」を新設した。

LiLiCoのために用意された部屋は「草枕の間」。都会の喧騒を忘れさせるようなあたたかみのある木造の部屋は、古き良き趣とモダンな雰囲気が共生するダイニング、漱石の書斎をイメージした「漱石の部屋」、マッサージチェアが設置された和室で構成されている。ダークブラウンの壁にカラフルな装丁の漱石の著作などがレイアウトされた「漱石の部屋」を目にしたLiLiCoは、「今日ね、めちゃくちゃ仕事残ってるんですよ。夏目漱石さんのパワーをいただいて、ここでお仕事したいです」と感嘆のため息を漏らした。

部屋には源泉掛け流しの温泉、箱庭を楽しむことができる足湯が併設。温泉に浸かり、満足げな笑みを浮かべるLiLiCoの姿が映し出されたVTRを眺める小田井は、「妻の裸見ながら焼酎飲むて、おかしいやろ(笑)」と自分で自分の行動に思わずツッコミを入れた。

LiLiCoは食レポの際、スタッフから小田井がロケで「オープン・ザ・蓋と言います」という掛け声を使うことを教えられて驚愕。「ダサっ! 使いたくないな〜」と本音を吐露した。しかしLiLiCoも慣習に沿う形で「オープン・ザ・蓋」という言葉を使っている。

宿をあとにしたLiLiCoは、「小田井が満面の笑みで帰ってくる理由がわかりました」「本当は『(番組を)乗っ取ります』とか言いたいんですけど、ガンガン続けてあげてください。彼の夢を」と顔を綻ばせた。

続いてのVTRは、小田井の湯布院の旅を収録したもの。駅にたどり着いた小田井は、21年目のベテランである白馬のゆきちゃんが引く辻馬車の旅へ。鮮やかな緑で彩られた標高1584mの由布岳を眺めながら、1時間ほどかけて、ゆったりと町を巡った。

この日の宿は「草庵 秋桜」。小田井が「壁から床から全部がアートやから」と賞賛した部屋は、落ち着く和室の離れ特別室。小さな庭では、太陽の光を浴びた苔がグラデーションを描いている。

お風呂は岩で縁取られた露天風呂。コンパクトながら家族でも入れるような大きさと安心感のある作りで、無色透明のサラリとしたお湯に浸かりながら、ホッと一息つく。

さらに湯布院で取れる素材で、贅を凝らして作られた食事を堪能した小田井。VTR後にはスタジオで自身の旅を振り返り、「湯布院という土地が、ちょっと異空間なんです。独立国家みたいな感じなんで、それを味わいながら行ってもらうと、日本にいながら日本じゃないところに行ってる、そんな感覚がありました」と語った。

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