Aぇ! group福本大晴、“超イケメン”なホストを目指して減量「『タフだね』と言われました」<埼玉のホスト>

2023/07/25 07:00 配信

ドラマ インタビュー

標準語のせりふに大苦戦「何が正解か分からないという状態に」


――演じる上で大切にしていることはありますか?

キセキの成長度合いを一番大切にしていました。僕自身としてはキセキがどう成長していくかを見てほしいのですが、植物としか話せない25歳の農家の息子が、ホストと出会ったことでどう変わっていくのか。一度成長し過ぎて注意されたこともあったのですが、それも含めて楽しかったです(笑)。

――“成長し過ぎた”というのは具体的にいうと?

キセキが働くホストクラブ「エーイチ」のみんなと仲良くなりすぎて、(キセキが)ホストの仲間とであればめちゃめちゃ話せる、みたいになってしまって(笑)。スタッフさんから「ちょっと抑えて」と指摘を受けたのですぐに修正しました。

――ホストクラブ「エーイチ」のメンバーとは、どのタイミングからチームワークが生まれたのでしょうか?

クランクインのタイミングから一気に変わった気がします。全員が衣装を着て、「エーイチ」のセットに入ったというのもあると思うのですが、クランクインの瞬間って“脚本が生きる”気がするんですよ。

台本を読んでいる段階では想像できなかったものが、実際に演じている姿を見ると“こういうことか!”ってなりました。

何より、スタッフさんを含めたチーム全員で仲が良いんですよ。いろんな方とコミュニケーションをたくさんとりましたし、うれしい言葉もたくさんいただいた現場でした。

――山本さんは同じ関西人ということもあり、福本さんと話すときだけ関西弁にしていたそうです。

僕だけやったんや! たしかに話している時は関西弁でしたね。時々(山本に)聞きにいっても「私も関西人だから分からない」と返されることもあって (笑)。スタッフさんも関西の方が多かったので、何が正解か分からないという状態に陥っていました。

――胸キュンシーンの前の雰囲気はいかがでしたか?

山本さんとは「ここめちゃめちゃキュンキュンするな!」とか「ここは二人のシーンだから頑張ろう」と話していました。最初はクールなイメージがあったのですが、全然そんなことなくて。男ノリにも入ってきてくださって、“仲間”という感じです。

――本作はオリジナル脚本ですが、どのようなラストが待っているのでしょうか?

最終話(の展開)は“新しいな”と思いました。これまでいろんな映像作品がありましたが、“こういう道があったのか”と驚かされたので、ぜひ楽しみにしていてほしいです!