小芝風花、12月放送のBS時代劇「あきない世傳 金と銀」で主演「期待に応えられるよう頑張りたい」

2023/07/19 18:29 配信

ドラマ 速報

制作統括・山本敏彦コメント


高田郁さんの人気時代小説「あきない世傳 金と銀」を2023年12月のBS2波化のオープニング時代劇として制作できることをスタッフの一人として誇りに思います。

ヒロイン・幸を演じていただくのは、まさにこの人しかいないと思ってオファーした小芝風花さん。脚本は、時代劇の名手・山本むつみさん。そして、時代劇を最も愛する現場のスタッフたちが集まり、今、じっくりと原作ファンの皆さんの期待に応えられるよう準備を進めています。

また、この度、世界に誇れる日本の着物文化を扱うため、人情ドラマの合間合間に、高精細の4Kならではの見ごたえのある映像世界を作り上げることも目指しています。続々と魅力的なキャストも集まりつつあります。原作の良さを大切にしながら、よりドラマチックな幸の人生を爽快に描くBS時代劇「あきない世傳 金と銀」。12月からの放送をどうぞお楽しみに!

あらすじ


木綿の産地摂津国(現大阪北中部あたり)の生まれの幸は、元武士で商人を毛嫌いする父に育てられる。兄と父が急死、母と妹・結を残して、大坂天満の呉服屋「五鈴屋」に女中奉公に入る。

「商いは邪道」と教えられていた幸だが、五鈴屋の商いを目の当たりにし、その面白さに心を奪われる。そして、三男・智蔵と番頭の治兵衛、先々代(二代目)の御寮さんの富久は、幸の商才に気付く。

五鈴屋は、古手の行商から商いをはじめ、二代目の時に大坂天満に呉服を扱う店を構えたが、三代目夫婦が早逝、商売を継いだ四代目・徳兵衛は、商いに身が入らず、放蕩の限りを尽くしていた。傾きかけた店を立て直すため、四代目徳兵衛に船場の大店から嫁・菊栄を迎えるが、徳兵衛の放蕩(ほうとう)は結局収まらず、数年で離婚。

そんな中、番頭の治兵衛が店を守るために白羽の矢を立てたのが、女衆である幸を後妻に迎えることだった。物の売れない時代、「商いの戦国時代」を生き抜くため、「買うての幸い、売っての幸せ」を追い求め、幸は全力であきないに向き合う。

※高田郁の「高」は正しくははしごだか。