飯豊まりえ、デビュー15周年を迎え充実の25歳…天真らんまんな笑顔で着実に積み重ねるキャリア

2023/08/06 07:10 配信

ドラマ コラム

飯豊まりえ※2022年ザテレビジョン撮影

グルメドラマに出演する一方で、南海キャンディーズ・山里亮太が実在する人気女優、アイドル、モデルたちのイメージから発想を膨らませて描いた短編小説が実写化した、オムニバス式のドラマ「あのコの夢を見たんです。」(2020年、テレビ東京)の第4話にも登場。失敗した告白への後悔をきっかけに突如手に入れた、どんな後悔もやり直しができる“リセットボタン”を手に、思い通りの人生を手にしていくヒロイン・まりえを演じた。役柄でもモデル撮影に挑戦するシーンが登場するなど、モデルとしての顔も垣間見ることができるストーリーだ。

着実に俳優としてステップアップを続ける飯豊は、俳優としてのキャリアをスタートさせた初期の頃に出演したドラマ「アルジャーノンに花束を」(2015年、TBS系)、家を追い出され、パパ活を始めてしまう大学生を演じた、FODオリジナルドラマ「パパ活」(2017年)に次いで、このほどスタートするドラマ「何曜日に生まれたの」で再び脚本家の野島伸司と6年ぶりにタッグを組むことになる。

同作で主演を務める飯豊は漫画家の父・丈治(陣内孝則)と2人で暮らす、引きこもりの27歳・すいを演じるという。どんな展開が待っているのかいまだ予測不能なドラマだが、過去2作品から予想すると、今回も一筋縄ではいかない配役を担っているのだろうと期待したい。

飯豊はこれまで役者として幅広い役どころに挑戦し、着実にキャリアを積み重ねてきたが、どれだけ人気になっても人懐っこい天真らんまんな“まりえってぃ”スマイルは健在。ファン相手だけでなく、仕事相手に対しても分け隔てなく接するので、一度仕事をしたら「またぜひ仕事をご一緒したい」と思わせる人柄が何より魅力的だ。そんな彼女の笑顔が、これからもふとしたことで炎上してしまう鬱屈した社会を明るく照らしてくれることだろう。

◆文=suzuki

飯豊まりえ※2023年ザテレビジョン撮影

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