深川麻衣×前田敦子×石井杏奈が織り成すサスペンス、第1話ラスト1分の衝撃<彼女たちの犯罪>

2023/07/21 11:32 配信

ドラマ 動画 レビュー

容姿端麗で仕事もできる主人公を演じる深川麻衣(C)横関大/幻冬舎/ytv

深川麻衣が主演し、前田敦子石井杏奈が共演するドラマ「彼女たちの犯罪」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系、Huluでも配信)の第1話が7月20日に放送された。3人の女性が絡むサスペンス。ラスト1分で次回が待ちきれなくなるような驚きの展開が待っていた。(以下、ネタバレを含みます)

“普通の幸せ”を渇望する3人の女性を描くサスペンス


同ドラマの原作は、横関大による同名小説。

主人公の容姿端麗で仕事も充実しているが恋愛だけがうまくいかない日村繭美(深川)と、ハイスぺ医師と結婚するが自由がない神野由香里(前田)、使命感ゆえに思い悩む新人刑事の熊沢理子(石井)という3人の女性によるサスペンスとなる。

“普通の幸せ”を望み、葛藤を抱えながらも、それぞれの日常を暮らしていた彼女たちが、ある日を境に人生が思いもよらない方向へと進んで行く様子をスリリングに描く。

それぞれが抱える秘密とは


第1話は、繭美たちの“日常”を映し出しながら、そこに潜む秘密が少しずつ明らかにされた。

大手アパレル企業の広報を担当する繭美は、優秀でセンスもあり、周囲から羨望の眼差しを集めていた。一方で、優秀ゆえに他人にも厳しく、実は会社の後輩から疎まれている一面が。ある日、撮影スタジオでけがをして、運ばれた病院で同じ大学の先輩だった智明(毎熊克哉)と再会し、関係を結んだ。だが、智明は結婚していることを隠しており、さらにストーカーのような怪しい男が彼女を付け回していた。

由香里は、裕福な家に嫁いで何不自由ない暮らしを送っているように見えるが、実際は使用人のような扱い。子どもがまだいないことへのプレッシャーもかけられていた。そして、智明の妻である。

理子は、20歳まで普通の大学生だったが、大学を辞めて警察官となった。交番勤務5年目のときに男性が女性に暴力を振るっている現場に駆け付け、刑事になる決意をしたのだが、先輩刑事の上原(野間口徹)に志望理由を「正義感」と明かすも、「嘘だぁ」と言われてしまう。どこかつかめなさを漂わせる彼女は、小学生の弟と2人暮らしのようだ。