頭を撃ち抜かれ倒れる天内に呆然とし、五条の死を告げる伏黒に「死ね」と怒りを剥き出しにする夏油。劇場版「呪術廻戦0」では最悪の呪詛師として登場する男だが、このときの彼は間違いなく五条の親友であり、今話は夏油がどれほど人間性に溢れる人物だったかが分かるエピソードでもあった。「夏油は理子ちゃんを本気で救おうと思っていたんだな」「夏油くん、色んな人の心を汲み取って燈を灯してくれる人だった」と、SNSでは夏油の優しさに触れるコメントも多く見受けられた。
また、衝撃すぎたエピソードだけに、放送後には「アオハル完全崩壊」「今週、ちょっと鬼畜演出すぎやしないかい?泣」「ひたすらアオハルを美しく描き、そしてアゲてアゲて真っ逆さまに落とす。人の心とかないんか…」など絶望感に嘆く反応も。「懐玉・玉折」は次回で佳境に。はたして一人残った夏油は最凶の暴力、伏黒甚爾にどう立ち向かうのか。
■文/鈴木康道
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