――「転職の魔王様」の魅力は?
毎話登場する求職者が違うので、多様な価値観に触れることができます。“転職する理由”がさまざまなところも面白いと思います。悩み、価値観は人それぞれですが、見てくださる方は、どこかしら、誰かしらにきっと共感できると思います。
――千晴を演じるにあたり、意識していること、参考にしたことはありますか?
1話に関しては、過去のパワハラのトラウマを抱え、それが染みついている千晴。「ヒツジィ!」って呼ばれた時の返事の仕方は、意識して演じました。2話で、来栖さんから「気持ち悪い社畜」って言われてしまうのですが、その“気持ち悪さ”みたいなものや、求職者の気持ちに寄り添い過ぎてしまうところ、そこが千晴の良さでもあり、来栖とは正反対のところなので、そういった千晴の特徴を出せたら…というのは、意識していました。
――撮影現場でのエピソードを教えてください。
とにかくみんな仲がいいです。「シェパードキャリア」のメンバーだけでなく、毎話毎話のゲストさんとも仲良くなるんです。「もう、みんな、うち(シェパードキャリア)に就職したらいいのに!」って言ってます(笑)。仲良くなるのが早いチームだなと思います。最近は、藤原大祐さんが持ってきてくださった「はぁって言うゲーム」にハマって、休憩中にずっとみんなでしています。
――成田さんの印象は?
勝手ながらもっとクールな方だと思っていたのですが、すごく親しみやすく、自然体な方です。楽しいことが大好きで、場を盛り上げてくださる“優しいお兄ちゃん”という感じです。
――撮影を乗り切る小芝さん自身のリラックス方法は?
お風呂に入る時間は、何も仕事のことを考えない時間と決めていて、そこでゆっくり動画を見たり、リラックスして全く仕事のことを考えない時間を作るようにしています。
――ちょうど夏休み期間に入る方も多いかと思います。夏休みの思い出を教えてください。
小学生の頃は関西に住んでいたので、毎年家族で熊野川にキャンプに行っていました。夏と言えば真っ黒になっていましたね。スイカを川で冷やしたり、アユ釣りのおじさんからアユを頂いたりして、それを焼いてみんなで食べたり…夏のキャンプはいい思い出です。
――2話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします!
2話は、「派遣社員から正社員になりたい」だったり、「結婚しても仕事を続けるのか、続けないのか」など、“女性の人生設定”が大きなテーマになっています。その決断によって、これからのライフワークがすごく変わる重要なターニングポイント。特に女性の方に見ていただけたらなと思います。
――台本を読んだ感想を教えてください。
冷たく見えて実はその人の未来のことを深く考えている魔王様。突拍子もなく突っ走ってしまうところもあるけれど、だからこそ人に寄り添える未谷さんがナイスコンビだなぁと感じました。
――演じられる宇佐美由夏をどういう人物だと捉えていますか? また演じてみていかがでしたか?
由夏は答えを出せずに悩んで守りに入ってしまいますが、自分にはそのグレーゾーンというものが無いので演じていて難しかったです。
――これから転職を考えている人にアドバイスするとしたら、何を伝えますか?
軽く聞こえるかもしれませんが、自分を信じて進んでいけば楽しい未来が待っているはずです! 違和感のある環境で辛い思いをしながら耐え続けるより、新たな世界に飛び込む、その一瞬の勇気で自分を取り巻く環境が変わると思います。
――成田凌さん、小芝風花さんの印象は?
成田凌さんは、以前自分が主演していたドラマに出ていただいたりして、元々知り合いだったので、見た目はシュッとしてイケメンなのに相変わらずかわいらしい人だなぁと改めて思いました。小芝風花さんは、彼女がそこにいるだけでぱっと明るくなるような、すてきな雰囲気を持たれている方でした。撮影初日に「一生食べ続けられる食べ物ってありますか? わたしはポテトフライです!」と屈託のない笑顔で言われたことが印象に残っています(笑)。
――2話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします!
悩んで前に進むことのできない由夏、すてきな未来のためにチャレンジすることを決めた由夏、共感できる部分がたくさんあると思います。個人的にはあるシーンで、わたしの得意技がさく裂してるのでそこを楽しみにしていてほしいです。見ていただいたら意味が分かると思います(笑)。
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