最新映像から紐解く、映画の見どころ…ディズニー最新作「ホーンテッドマンション」監督のこだわりポイント

2023/07/22 18:00 配信

映画 動画

「ホーンテッドマンション」日本版ポスター(C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

ディズニーランドの人気アトラクション“ホーンテッドマンション”を実写映画化したディズニー最新作「ホーンテッドマンション」が9月1日(金)に劇場公開となる。この度、映画の公開に先駆け、解禁されたばかりの最新映像から映画の見どころを紐解く。

まるでアトラクション…監督のこだわりが詰まった世界観


カリフォルニアのディズニーランドでキャストとして働いていたという異色の経歴を持つジャスティン・シミエン監督が、溢れんばかりのディズニー愛を注ぎ込んだ本作。その舞台となるのが“呪われた館ホーンテッドマンション”。

最新映像で、アトラクションファンにはお馴染みの光景の数々がでてくる。アトラクションの“ホーンテッドマンション”といえば、ドゥームバギー(死の車)に乗り、999のゴーストたちが住んでいる館“ホーンテッドマンション”内を巡る大人気アトラクションだが、映像内でもアトラクションに乗っているような気分を味わえる演出が多くある。

ドゥームバギー風の形状の椅子が暴れまわったり、無数のゴーストたたちが飛び交ったり、舞踏室でゴーストたちが楽しげに踊っていたり、水晶玉に写る謎の女マダム・レオタもアトラクション同様登場している。さらに、“どこまでも続く長い廊下”や“縦に伸びる部屋”など、アトラクションで見覚えのあるギミックも盛りだくさんとなっている。

“恐怖”ד笑い”…ユニークなキャラクターの織りなす物語


まだ誰も知らない、“ホーンテッドマンション”の謎が明かされる本作。新生活を始めるため医師である母親ギャビーと9歳の息子トラヴィスは、ニューオーリンズの壮大だけどちょっと不気味な館に引っ越してくるが、二人の想像をはるかに超える不可解なことが次々と起こる。この謎を解明するため集まったのが、幽霊を信じない心霊写真家・ベン、調子が良すぎる神父・ケント、何かと大げさな霊媒師・ハリエット、幽霊屋敷オタクの歴史学者・ブルース。

しかし実は、この4人の心霊エキスパートたちもワケアリのメンバー。最新映像の中では、館の謎を巡り奔走する彼らの姿が収められているが、水晶玉に写るマダム・レオタと口論してみたり、まだ幼いトラヴィスを先行くようそそのかしてみたりと、彼らの大人げない一面も捉えられており、クセモノ揃いのエキスパートたちの織りなす笑い要素も予感させる。

なお、本作と同様にディズニーランドのアトラクションをモチーフとして制作された実写映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズはディズニープラスで配信中。