“美しすぎるバスケ女子”菜波、バスケ動画がバズってモデルに「本当に人生は何があるか分からない」

菜波にインタビュー撮影:大野代樹

SNSに投稿したバスケ動画が「美しすぎるバスケ女子」とバズり、それをきかっけに「CanCam」(小学館)専属モデルデビューを果たした菜波。モデル活動の傍ら、2022年9月からは中高6年間バスケットボール部に所属していた経験を生かし、スポーツニュース「Going! Sports&News」(毎週土・日曜夜11:55-0:55、日本テレビ系)にバスケットボールサポーターとして出演している。

「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」開幕まで残り約1カ月となった今、一人のバスケファンとして、サポーターとしても「楽しみ」と語る大会の見どころを語ってもらった他、初出演のスポーツニュース番組で学んだことや今後挑戦したい仕事についても聞いた。

本当に人生は何があるか分からない


――バスケットボールを始めたきっかけから教えてください。

4つ上のお兄ちゃんが中学生の時にバスケ部に入っていて、よくお母さんと一緒に練習試合を見に行っていたんです。その時に顧問の先生が「菜波も中学生になったらバスケ部においで」と言ってくれたのがすごくうれしくて、それで始めました。

――厳しい中でも続けるということは、バスケットボールはもちろんのこと運動自体が好きなんですね。

小さい時から好きです。中学校には陸上部がなかったので、区で開催される「連合陸上競技大会」に出るために運動部から各種目駆り出されていて、高跳びをやったら地元の大会で3位になりました。体育の成績はずっと5でしたね。

――バリバリのスポーツ女子が、バスケ動画がバズったことをきっかけに「CanCam」専属モデルに転身されたと。

当時の編集長が動画を見てくれていて、それがきっかけで専属モデルをさせていただけることになりました。この動画は、巻き肩でくびれがない、O脚で膝がくっつかない“ザ・アスリート体形”を、2年くらいのダイエットで改善していい感じになった時に撮ったので、本当にタイミングが良かったです。ダイエットをしていなかったら編集長の目に留まらなかったんじゃないかなって思います。本当に人生は何があるか分からないです。

菜波撮影:大野代樹


モデル活動やバスケットボールサポーターをやる中で自信を持てるように


――専属モデルになられて4年ほどたちますが、デビュー当時から変わったことはありますか?

全部変わりました。デビュー当時はモデルさんの動き方が全然分からなかったですし、服の見せ方も分からなかったので、撮影で先輩と一緒になった時は見学をさせてもらったり、会議室にこもってインカメで撮影した写真をマネージャーさんにチェックしてもらったりしていました。

あと、今はファッションモデルさんが次々とポーズを決めるのではなく、自然に動いている中でカメラマンさんが合わせて撮ることが多いので、自然な動きを見に付けるために、笑顔で回りながら家に帰っていました。

何もできなかった時は自信もなかったんですけど、モデル活動や「Going! Sports&News」でバスケットボールサポーターをやらせていただいたことで、自信を持てるようにもなりました。

――モデル活動の中で一番大変だったことはなんでしょうか?

体作りです。バスケをやっていた時は、部活終わりに箱買いしたアイスを全部食べていたくらい体のことを気にしていなかったので、食生活を変えることがすごく難しかったです。でも、モデルは体が商品なので、大学で勉强した栄養学を駆使してありとあらゆるダイエット方法を試しました。今はストレスなく体をキープできる方法を見つけられましたが、それまでは「ボクサーか!」ってくらい水抜きをしたこともありました(笑)。

関連人物