俳優の大久保桜子が、3冊目の写真集「candle」(KADOKAWA)を発売。7月23日に都内で発売記念イベントを行った。
Netflix版「オオカミちゃんには騙されない」をはじめとする話題作に出演するなど、身長152cmと小柄ながら大きな存在感を放つ大久保は、この日はかわいらしいシャツワンピース姿で登場。20日に25歳の誕生日を迎えたこともあってか、幼さを残す顔立ちやしぐさを見せながらも、一方で大人の雰囲気も漂わせた。
写真集を手に取り「今までは結構フレッシュな感じの写真集でした。今度はちょっと大人っぽく、より素の私に近いものを撮りたいなと思っていました。そうしたら『サード写真集を撮りませんか？』と言っていただいて、ものすごくうれしかったです。そして、25歳の誕生日という自分の節目に出せることもうれしかったです」と、落ち着いたトーンで喜びを語った。
撮影は4月ごろに台湾で実施。「台湾は24時間、街が生きているなって思いました。日本だと結構夜の10時とかでお店が閉まっちゃったりするんですけど、街並みが華やかで、ネオンカラーがキラキラして。本当に映画の世界にいるような気持ちでした」と振り返る。
「今回は写真集を撮りに行くという構えた気持ちではなく、どちらかというとリフレッシュに行くというか。今までお仕事でご一緒した方たちが集まったチームなので、すごく楽しくて、夜ご飯とかみんなで食べたり、翌日撮影があるのにビールを飲んだりしました」と、リラックスムードで撮影に臨んだことを明かした。
今回の写真集は“本人史上最大の最大露出”と銘打たれたこともあり、ファンのみならずとも注目を集めている。「黒いワンピースを着て、ちょっと横から体のラインが見えるんですけど、その時の衣装がすごく格好良くて。体のラインがきれいに見えるし、それに合わせてちょっと大人っぽいお化粧をしていただいたので、ぜひ見てほしいです」と写真集をアピール。
お気に入りのページは、水着色の水着を着た1枚を選んだ。「これかわいいいなと思って。そして、撮るときに砂がすごく真っ白で。後ろの海もきれいだったので、すごく楽しくて、なんか撮影しているというよりも、水遊びして楽しんでいるというぐらいのテンションがあって。その記憶がよみがえりました」と笑顔を見せた。
25歳になったことについて問われると「25歳というのは、私の中で子どもじゃなくて大人だなと思っていて。20代後半がスタートするので、ちょっと大人の対応ができるようになりたいなと思っています」と返答。
「仕事面では映像作品にこれからも携わりたいのと、グラビアは何歳までできるんだろうと最近よく思うんです。年齢というのが限られていると思うので。ですから、できる限りお仕事を楽しみたいと思います」と抱負を語った。
さらに、理想とする大人像には「綾瀬はるか」の名を挙げ、「誰にでも好かれるような、その場を明るくできるような人になりたいです」と目を輝かせた。
そんな彼女はABCテレビにて8月20日より放送される、DMM TVとの共同企画第2弾ドラマ「●●ちゃん」の第三章「不倫ちゃん」への出演が決まっている。「作品自体はすごくコメディーで。不倫ちゃんは不倫をすることでしか幸せを掴めない女の子なんですけど、その子が本当の幸せを見つけていくという話です」と作品について紹介。
「台本を見た時、なんかかわいそうな女の子だなって思いました。応援できるキャラクターでもあると思います」と、役柄への印象を述べた。
◆取材・文＝栗原祥光
この記事の関連情報はこちら（WEBサイト ザテレビジョン）