与田祐希“リコ”が矢柴俊博“後田”にクビ宣告…「ビジネスごっこ」発言で一触即発ムードに<量産型リコ>

2023/07/24 21:43 配信

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「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」第4話より(C)「量産型リコ」製作委員会2023

乃木坂46与田祐希主演の木ドラ24「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」(深夜0:30-1:00ほか、テレビ東京系ほか)の第4話が7月20日深夜に放送された。ドリクレの社員・後田(矢柴俊博)のあまりにも楽観的で怠慢な姿が問題視される中、後田のあるひと言でリコ(与田)の堪忍袋の緒が切れる。そしてリコは後田とのコミュニケーションを図るため、プラモデル作りに誘うのだった――。(以下、ネタバレを含みます)

「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」とは


同作は、2022年7月期に放送された「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」の世界とは別の“もう1つの世界”を生きる主人公の成長を描いたホビー・ヒューマンドラマ。「周りとは違う」と思って走ってきた若者たちが“人生のオリジナリティー”に葛藤し、プラモデルをきっかけに大人へと組み立っていく姿を描く。

スタートアップ企業「ドリームクレイジー」(以下「ドリクレ」)の社長・小向璃子(以下リコ)役の与田の他、リコの大学の同級生で「ドリクレ」共同創業者の高木真司役に望月歩、同じく浅井祐樹役に前田旺志郎、「ドリクレ」のライバル会社「Perfect Beans」の社長・中野京子役に藤井夏恋、スタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」の代表・犬塚輝役にマギー、犬塚の秘書・雉村仁役に森下能幸が配役され、前作と同姓同名の全く異なる役柄で登場。

そして、前作の世界と唯一共通の存在となるプラモデル店「矢島模型店」を営む店主“やっさん”こと矢島一役に田中要次が続投。また、新キャストとして、「ドリクレ」に新たに加入するメンバーとなる後田浩一郎役の矢柴俊博、熊本侑美役の市川由衣、「矢島模型店」のアルバイト・アオ役の石田悠佳、「Perfect Beans」の一員・ハル役の天川れみが登場し、「量産型リコ」ワールドをより一層盛り上げる。

後田の“ビジネスごっこ”発言がリコたちの逆鱗に触れる…


同話では、大量の請求書によって、ドリクレが資金ショートしてしまったことが発覚。慌てるリコたちをよそに、ドリクレの財務担当である後田は「使いすぎましたね~」「ま、こっからですよ」などと楽観的な発言をする。

後田といえば、もともと大手銀行の三橋銀行で働いていたこともあってか、何かある度に“過去のキャリア”を自慢する中年社員。保守的で他人任せな部分を持ちあわせているため、今回の資金難に関しても「会社がピンチの時こそ、社長の器が試されます。期待してますよ、社長!」とリコに責任を押し付けていた。

その後、資金繰りに奔走するリコたちだったが、肝心の後田は資金の融資を銀行にお願いする際に事業計画書を用意していなかったり、仕事中にゲームをする始末…。そんな後田の様子を見て思わず熊本たちも呆れていると、そこにちょうど後田の元同僚が現れる。

そして元同僚の前で、三橋銀行とドリクレを比べ始めた後田は「うちらの仕事…あぁ、三橋の仕事はビジネスだけど、ここのはビジネスごっこだよ」と発言。その言葉を聞いていたリコたちは激怒し、普段クールな熊本も「ぬし、もう1回言うてみ!」と方言全開でキレながら後田に詰め寄る。一方、リコも後田を指差しながら「ファイヤー(クビ)です!」と叫ぶのだった――。