「連獅子」と「絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場」がテレビ初放送 歌舞伎の舞台を衛星劇場で

2023/07/26 18:16 配信

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新春浅草歌舞伎2023より「連獅子」(C)松竹株式会社

CSチャンネル「衛星劇場」にて、「新春浅草歌舞伎2023」より「連獅子」(2023年1月)と、「絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場」(2021年4月)をテレビ初放送する。

「新春浅草歌舞伎2023」から「男女道成寺」の放送も決定


「衛星劇場」では、毎日平日昼4:00から歌舞伎を放送中。8月は「新春浅草歌舞伎2023」より、能の親獅子と仔獅子の勇壮な毛振りが華麗な演目である「連獅子」を、8月1日(火)昼4:45からと8月28日(月)昼5:00から放送予定。

同作は、河竹黙阿弥作の能の「石橋」をもとにした松羽目物で、厳しくも温かい親獅子と必死についていくけなげな仔獅子を舞で演じる。狂言師右近後に親獅子の精に尾上松也が、狂言師左近後に仔獅子の精に「莟玉」の名前では初となる中村莟玉が務めている。

また、「新春浅草歌舞伎2023」からは「男女道成寺」も放送予定。(8月2日(水)昼4:45~、8月10日(木)昼4:00~)

「絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場 」(C)松竹株式会社


さらに、「絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場」を8月2日(水)昼4:45からと、8月10日(木)昼4:00から放送予定。

「絵本太功記」は、織田信長を討った明智光秀の「本能寺の変」を素材に描かれた時代物の傑作で、光秀が最期を遂げるまでの13日間を一日一段という形で構成している。「尼ケ崎閑居の場」は原作の十段目に当たり、光秀とその家族に焦点を当てた戦乱に生きる親子の情愛と悲壮感が胸を打つ人気の場面だ。

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