AKB48“17期研究生”初単独コンサートで「推しを見つけて!」佐藤綺星&山崎空が語る1年の成長&現在地

2023/07/27 12:00 配信

アイドル インタビュー

AKB48 17期研究生の佐藤綺星(写真右)と山崎空(写真左)※提供写真

2022年5月、AKB48に新メンバーが加入した。新たに加わった10人は“17期研究生”として活動を開始、AKB48の代名詞ともいえるAKB48劇場で公演を行いながら、冠バラエティー番組「AKB48 17研究所!」(ニコニコチャンネルプラス)や各メディアへの出演で一歩ずつ経験値を積んできた。そんな彼女たちが、8月6日(日)にKT Zepp Yokohamaで初の単独コンサートを行うことが決定。AKB48のチームごとに同会場で単独コンサートが行われる中、日程の最後を飾ることとなる。10人が“アイドル”の道を歩み始めてから1年…17期研究生のチームとしての現在地やAKB48ならではの強み、そして待望の単独コンサートに向けた決意とは?最新シングル「どうしても君が好きだ」では選抜メンバーにも選ばれた佐藤綺星山崎空に、現在の率直な思いを聞いた。(※山崎空の「崎」は立つ崎が正式表記)

“17期研究生”誕生から1年…武器は“みんな一緒じゃない”こと


――AKB48の研究生として加入して1年が経った今、17期研究生の皆さんにはどのような変化がありましたか?

山崎:17期研究生は最初から個性豊かで…チーム力もあるんですけど、昔はバラバラしちゃうこともあって。でも今は逆にその個性を1人1人生かして、お互いを補って支え合えるようになったと思います。みんな自分の意見が強いんです(笑)。1年で心も打ち解けてきて、素が出るようになってきました。

――17期研究生ならではの“武器”は見つかりましたか?

佐藤:いろんなタイプのビジュアルの子が揃っているところかなって思います。それぞれかわいさの種類が全然違うし、得意なこともそれぞれ違うし。だからこそ一つに集まったときにはいいものになって、“みんな一緒”じゃないチームの魅力があると思っています!

※提供写真


――4月には後輩となる18期研究生が加入し、皆さんは“先輩”の立場になりました。

山崎:後輩ができることはうれしかったんですけど、いざ18期研究生を見てみると、やっぱり17期研究生にはない強みもあって。たとえばダンスのレベルが高かったり、自分の思ったことをたくさん発言できる子が多かったり…。私たちも成長しないといけないなって、焦りのようなものもあります。でも後輩がいることで「もっとちゃんとやらないと!」って気持ちも芽生えてくるので、いい刺激になっています。

AKB48 17期研究生の山崎空※提供写真


――そう思えること自体が、17期研究生として活動してきた1年の成果でもありますね。

山崎:そうですね。1年前は「自分たちのやるべきことをやる!」という感じだったんですけど、今は「もっとこうしないといけないな、これが足りてないな」と客観的に見ることができるようになりました。

佐藤:私たちの17期生オーディションは、5年ぶりの研究生オーディションだったんです。だから私たちには近しい研究生の先輩、“研究生としてこうあるべき”というお手本がいなくて…。この先オーディションで新しい研究生が入ったときは、私たち17期研究生が“先輩像”の基本になるんですよね。18期研究生は自分の意見もしっかり言ってくれるし、練習にも意欲的な子がたくさんいて。やっぱり距離が近い分、ライバル意識もゼロじゃないです。仲良くお話ししていても、一緒にレッスンすると悔しい気持ちが生まれてきますし、同期じゃない存在だからこそ「負けなくない!」って気持ちが強くなりました。