また、話題はふたりが初共演した「カードファイト!!ヴァンガード」のエピソードでは、当時、アニメのメインキャラが初めてで、プレッシャーを感じていた佐藤は、相棒役として、共演した森久保にかなり支えられたという。「そこで相棒が森久保さんって、すげぇ心強くて、今でも恩に感じてます」と感謝を送ると、森久保は照れくさそうに笑いつつ、「でも知ってる?タクちゃんがやってた役、オーディションで落ちてるんだよ」と暴露すると、「知らなかった!」と驚く佐藤に、森久保は「受けた役は、タクちゃんがやってたクールな役だったのよ。初めてタクちゃんの声を聞いた時に、これだよねって思った」とすぐに納得したことを明かし、その後はアフレコでの裏話を語ったりと、昔話に花を咲かせていた。
さらにお酒が進むとともに、トークも白熱したふたりは、芝居の作り方や、同世代声優への思いについて語りつくす。
最後に、現在39歳ということで、40代を目前とした思いを語った佐藤は、「30代の自分ができることは、精一杯やってみます。30代になった時に、20代のうちにあれやってればよかったとか、あの話、受けていたらって思うことがけっこうあって、いただいたお仕事はやったことなくても、極力ひと噛みしてみようって思っていて」「いろんな作品、キャラクターが僕という演者を育ててくれたからこそ、そういう話をいただけるんだって思うと、やらないともったいないから」と仕事に対する姿勢を語ると、森久保も「大好き、そういうマインドの人!業界みんな、そうなれって思ってるもん」と大きく意気投合し、さらに距離を縮めたふたりは、「なんでも待ってます〜」とアピールし、笑いに包まれながら、“サシ飲み”を締めくくった。
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