出川哲朗が“リアルガチ”トーク!「リアルな話、芸風は何も変えてないからブームなのが不思議!」

2017/07/15 08:00 配信

バラエティー

「20年前は暴走族風のお兄ちゃんたちに追い回されていたりしたから、ホント今は夢みたいですよ」撮影=カノウリョウマ


充電バイクのロケ旅はリアクションよりも過酷!?


出川らが移動するバイクは充電式のため、充電が切れたらその場からバイクを自分で押して、アポなしで充電させてくれる心優しき人を探さなくてはならない。

「充電バイクで旅するでしょ? バイク乗らない人には分からないだろうけど、冬も夏も地獄なんですよ! 俺ヘルニア持ちの小デブだし。冬はとにかく寒くてヤバイし、夏はこのスイカ柄ヘルメットが暑いし…。俺、メットでハゲたくないんですよ! チビ、デブ、ハゲってなったら最悪ですから! この苦労がね、大変な割に報われない…クマとかピラニアとかとは別の大変さなんですよ。地味にボディーに効いてくる、という。その上、アポなしで宿探しだから、何軒回ってもなかなか見つからない。その時間は全部カットだし! 野宿はまだないけど、この先全然あると思います。でも僕は自分でも感じるけれど、恐ろしい“引き”を持ってる男なんで、ど~にかなるんですよ。そこは『何で?』って聞かれると困るんだけど、根拠のない自信!」

自然体が生む出川の“人望”


 出川にとってゴールデン冠番組はまさに念願。そんな出川を周囲が支えている…ある者は番組のために原付免許を取得し、ゲストとして併走。ある者はツッコミ不在で奮闘する主役の、アマガミ一つも漏らさずテロップに表記し、ツッコミ役を果たす。超自然体で裏表がないゆえに、出川の人望は厚い。

「この企画はしんどいから、年3回やるくらいが長続きするって思ってたけど…自分の名前で番組が持てる! しかもゴールデン!ってのに負けてしまったんです。20年前からやりたいって言ってたものの、皆にバカにされてたし、正直、実際持てると思わなかったから、冠番組を持てることはホント、ありがたいですよ。この番組には、仲良しの人ばかりに出ていただいているので、僕もそんなに気を使ってないんですよ。(菊地)亜美ちゃんも(ずん・)飯尾(和樹)くんもこのために免許取ってくれて…人望? いやー、ただ仲良しだからですよ。本当にありがたいですね。字幕もありがたいです。僕の仲いい芸人さんって、ちょっとかんでも誰も突っ込まないから、そういう意味でやりやすいですね。外国の方にもビビんないでフレンドリーにしてます。“イッテQ”のおかげで、英語もどんどんうまくなっちゃってるんでね、ホントに」

芸人・出川哲朗の野望は続く!


そんな芸人・出川哲朗が描くゴールとは?

「『―充電してもらえませんか?』にも、キレイどころのゲストがそろそろ登場かな?(笑)。いやリアルな目標は、(東京)五輪まではこの番組を続けたいですね。本当は60歳までやりたいっす。まだ7、8年ありますけど。おじいちゃんになってもバイク乗ってたらカッコいいと思うんですよ。ただココのスタッフは志が低い! 神社とかに行ってもお願いが『1クール、いや、半年続きますように』だって(笑)。バカかとっ!やる以上は『モヤモヤさまぁ~ず』(テレビ東京系)くらいのね、長者あっ、長寿番組にね、しないとね!」

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