目標は“第2の大泉洋”! 北海道出身の元SKE48・東李苑に卒業後初インタビュー!

2017/07/16 12:00 配信

芸能一般 インタビュー

目標は「第2の大泉洋になる!」


東は鈴井貴之のプロジェクト・OOPARTSによる舞台「天国への階段」に出演


――稽古の後にキャストの皆さんで食事に行かれたりもしているようですが、そういう場ではどんなお話をしているんですか?

藤村さんが中心になってお話しすることが多いです。お芝居の話はもちろんしますけど、本当にいろんな話をします。藤村さんの昔の恋愛話とか(笑)。

――人生の先輩ばかりですもんね。

私はアイドル時代、外部の人と関わる機会が全くなかったので、卒業後に初めていただいたお仕事が、このOOPARTSでよかったなって思います。藤村さんくらいの年の方から真剣にお話を聞く機会もなかったですし、個々に活動している方々の集まりだから本当にいろんな話を聞けて、演劇だけじゃなくて、人生においても勉強になっています。

藤村さんで言えば、番組制作に一から携わっている方だから、「今の若い子たちはでき上がっているものしか知らないから、逆にそこから突き抜けられる子が少ないよね」ってお話だったり、深い話をいっぱい聞かせていただいています。

――鈴井さんと初めて会ったときはどんな話をしたんですか?

私、前に「AKB48の今夜はお泊まりッ」(2015年、日本テレビ)という番組で、たばこについて割とひどいことを言ったんですけど、それを鈴井さんが知ってくださっていて。初めてお会いしたときに「東さんはたばこ嫌いだもんね」みたいな(笑)。そういうところから始まって、それでなじめたかなって思います。

――先日は大泉洋さんにもお会いしたとのことですが。

OFFICE CUEのスタッフさんが大泉さんに「今回のOOPARTS作品に東さんが出るんですが、大泉さんに憧れているらしいですよ」みたいに話してくださって。(会ったときに)「ありがとう」って手を差し伸べられて、握手してもらいました。私のWikipediaにも大泉さんに憧れていることが書かれているんですけど、「Wikipedia見たよ」とも言われて(笑)。感無量でしたね、本当に。人って緊張するとこんなに手汗出るんだって思いました(笑)。

――そんなに緊張していたんですね。

緊張しましたよ! 私の中で大泉さんにお会いすることは人生の目標の1つだったので。

――では、1人のタレントとしての夢や目標もお伺いしていいですか?

これはSKE48にいたときから変わらずですけど、「第2の大泉洋になる!」です。何か恥ずかしいですね(笑)。

――札幌公演もありますから、そこで北海道の人たちに見ていただきたいですね。

北海道が大好きなので、大泉さんみたいに北海道を拠点にしながら、全国で活動できればいいなって思います。それで北海道の良さを伝えている大泉さんってすてきだと思いますし、憧れなので、私も“女版・大泉洋”になれればいいなって思います。

あと、私はSKE48のときから“エゴサアイドル”で有名で(笑)、最近頻度は減ったんですけど、家族も私の“エゴサ”をしていまして。それで、家族から聞いた話なんですけど、私をSKE48のときから応援してくださっているファンの方は、「札幌で見ることに意味がある」って言ってくれているみたいで。みんな札幌に来てくれるみたいなのですごくうれしいなって思いますし、来てくれるからには北海道のおいしいものをいっぱい食べてほしいなって思います。名古屋で出会ったファンの方と北海道の“懸け橋”といったら大げさかもしれないですけど、来てもらえるきっかけになれたのかなって思えてうれしいです。

――では、最後に舞台を楽しみにしている方々に、「天国への階段」のアピールをお願いします。

孤独死とか特殊清掃員とか、普段なかなか直視しないテーマだと思うので、この舞台をきっかけに、特殊清掃員という職業のことや、今の日本の孤独死の現状とかも知ってもらえたらいいなと思います。あと、セットに仕掛けがいっぱいあるので、そこに注目してもらいたいです。

私が演じるのはちょっと変わった役なんですけど、引かないで見てもらえたらうれしいです。私のことを初めて見る方には、最初に見る役で「こういう子なんだ」ってイメージが付いちゃうじゃないですか。本当にそういう子だと思われたらちょっと嫌だなって思うキャラクターになっていますが、それぞれの出演者のキャラクターを愛してもらえたらいいなと思います。