【漫画】透明人間になるクスリを作った博士と助手の関係がかわいすぎる…「助手になりたい」「同じことされたい」の声続出

2023/08/06 10:00 配信

芸能一般 インタビュー

透明人間になれるクスリを飲んだ博士が企てたことは…画像提供/恋川はやとさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回ピックアップしたのは、Twitterでオリジナル漫画を投稿している恋川はやとさんの『透明になりたい科学部ガール』だ。

同作は透明人間になるクスリを開発した博士と助手の微笑ましいやりとりが描かれた1作。7月6日に投稿されたツイートは6万を超える「いいね」を獲得し、ネット上には「かわいいし、尊い…」「白衣にメガネの組み合わせは反則」といったコメントが寄せられている。

透明人間になるクスリを開発した博士がドジっ子すぎてかわいい

『透明になりたい科学部ガール』(2/4)画像提供/恋川はやとさん

博士は「透明人間になるクスリができたよ!」と喜び、助手の助手原くんの前でクスリを飲む。“透明になったらやりたいことがある”という博士は、帰宅後の助手原くんの家に先回りをして、食事の様子を眺めたり、お風呂に侵入してみたり、ベッドに潜り込んだりとやりたい放題な博士。しかし実はクスリの効果は一切発揮しておらず、助手原君には最初からすべて見えていたのだった…。

ちょっとドジでかわいい博士に対し、胸をときめかせた読者が続出。ネット上には「なんだこのポンコツ変態博士は…助手になりたい」「なぜ服を脱ぐように言わない!」といった声が相次いでいる。作者の恋川さんに話を伺い、『透明になりたい科学部ガール』を描いたキッカケや裏話などを語ってもらった。

読者の想像を掻き立てるような「匂わせ」を意識している

『透明になりたい科学部ガール』(3/4)画像提供/恋川はやとさん

――『透明になりたい科学部ガール』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

いつも通り漫画の案を考えていたときに、ふと「透明人間になるクスリ」というアイテムでなにか小ネタを…と思い、考えた結果こうなりました。

――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。

まず欲望に忠実な博士と呆れながらも、当たり前のように笑顔でそれを許している2人の関係の描写です。やれやれって感じでも、博士ならいいかみたいに受け入れられている…良き関係の描写ですね。

それとキャラクター(主に博士の)ひとつひとつの動きの描写です。助手原くんの周りをうろうろしてみたり、とことこ着いてまわる描写に、博士の無邪気な可愛らしさを表現してみたところです(やっていることは既に無邪気ではない)。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

最後にふたりで寝てるシーンですね。本来なら見えていない設定なはずなのに、明らかに横を空けて寝てる助手原くんとか、当たり前のように隣に寝る察しの悪い博士がなんか愛おしいですね。

――作中で博士が「やりたいことがある」と発言していましたが、それは助手原くんに“付き添って過ごす”だけだったのでしょうか?

他にも…透明になって見えないところでひっそり助手原くんに何かお手伝いしてあげる、なんてパターンも構想してましたね。

例えばこっそりおにぎりを作ってあげてみたり、部屋を掃除してあげたり…助手原くんの見えないところで支えてあげたい的なことを考えると描きたくなりますが、今回は単純に推しの間近で過ごす幸せな時間ということで、複雑なテーマや感動抜きに読んでいて癒される感じにしてみました。

――“攻めすぎず守りすぎない”というちょうどいい塩梅の描写になっていますが、過激な展開にならないように意識した部分もあるのでしょうか?

作品全体的にですが、匂わせる程度の描写が読み手ごとにそれぞれ想像を搔き立てるかなと思い、言葉にはしないけど、なんとなくこれは…みたいな含みを意識してます。

現在Twitterやpixivで描いている漫画『美術部ガール』や電撃だいおうじにて連載中の『ふゆりぃな先生のろーばい』でも全体的にドキドキを匂わせるが、やりすぎない描写になっていると思います。

――もし恋川さんが“透明人間になれる薬”を手に入れたら、何をしてみたいですか?

博士と一緒に助手原くんを愛でます。

――今後の展望や目標をお教えください。

読んでいて癒される可愛らしさや青春のドキドキなどで、心動かされる作品を創っていきたいです。より多くの方々に楽しんでいただける作品づくりに力を入れていきたいと思います。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

いつも作品を見ていただきありがとうございます!日々楽しみながら創作に打ち込めるのもみなさまのおかげです。今後とも作品をお楽しみいただければうれちーです。