――田中さんの大きな魅力の1つのベリーダンス。木南さんも今レッスンを受けていらっしゃると伺っていますが、いかがですか?
すごく楽しいです!元々ダンスが好きというのもありますけれど、ベリーダンスは今まで踊ったことのないタイプのダンスでした。年をとってから始める方も多いみたいで、入り口としてはすごく受け皿が広くて楽しいんですけれど、でも「えー!何その動き!?」みたいな、先生の動きを見て「どこがどう動いてそうなるんですか?」みたいな部分もあって(笑)。突き詰めるとなんでも奥が深いんだと思うんですけれど、そういう動きが難しいですね。
あとは女性らしさ。とにかく先生がよくおっしゃるのが、「踊っているときは、自分が世界で一番いい女だと思え!」と。ベリーダンサーの方たちは皆さん「全人類を虜にしてやろう!」というくらいの自信満々な気持ちで踊るんだそうです。だからとにかく「私!今から踊りまーす!!」みたいなテンションで、自信を持て、胸を張れといつも言われています。
――そんなベリーダンスを体験することで、ご自身が変わったり、新しい発見などはありましたか?
田中さんという女性がベリーダンスで変わったというのは、「こういうことなんだな」ってわかりやすかったです。とにかく「自信を持て!」「胸を張れ!」って言われ続けるのは、見る人を魅了しようという気持ちにならないと踊れないダンスだから。田中さんが変わるきっかけとして、とても理解できるなと思いました。私も自信を持てる女性になりたい、先生みたいになりたいって思います。
――「セクシー田中さん」にちなんで「○○木南さん」だったら、〇〇には何が入りますか?
パン好きってすごく言っていただけるので「パン好き木南さん」みたいにパンが枕詞に付くことが多いですね。
今後はこのドラマをきっかけに「セクシー」を目指そうかな。目指すは「セクシー木南さん」(笑)。
――田中さんのベリーダンスのように、木南さんにも隠されたもう一つの顔はありますか?
自分がどういうイメージかあまりわかっていないんですけれど…普段はすごく息つく暇もないぐらい動いて生きています。スケジュールを埋めるのが生きがいといいますか、何もしない日はあまり作らない。スケジュールを入れたいんです。何も入れられないときは、何か作品を見るとか。
本当はゆっくりしたいんですよ、すごくゆっくりしたい!1日ダラダラして携帯見て、ソファから動かないみたいな日も作りたいんですけれど、分刻みで動いちゃいますね。「ご飯を食べる時間がない!どうしよう!」みたいにずっと時間に追われてて、「なんで私、こんなに切羽詰まって生き急いでいるんだろう?」って自分でも疑問です(笑)。
――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「セクシー田中さん」は、みんながみんな、それぞれ自分の道を歩いていいんだと背中を押してもらえる、生きる勇気を与えてくれるようなドラマになると思います。ぜひ、楽しみにしていただければうれしいです!