2015年、EP『サムバディー・サムウエア』でデビュー。数多くのミュージシャンから注目されてきたMura Masa(ムラ・マサ)だが、去年2016年のフジロックでの初来日を果たし、耳の肥えた日本の音楽ファンからも多くの指示を集めた。アーティスト名のMura Masaは名刀“村正”に由来しており、日本人にとってはまずそのアーティスト名だけでも親近感が沸くだろう。さらにアルバムの内容も充実しており、デビューシングル「パンダ」が全米チャートで1位になり、世界中の注目を浴びたラッパー“デザイナー”、イギリスを代表するロック・バンド、ブラーの“デーモン・アルバーン”、デビューアルバムが全米1位を獲得し、数々の有名アーティストの作品にも参加している、ラッパー“エイサップ・ロッキー”など豪華なメンバーがこのデビューアルバムに参加するなど、すでに規格外の新人であることは間違いない。
さらに日本でもiTunes Music Storeで本アルバムが総合チャートで6位にランクイン、洋楽アーティストとしては1位を獲得。そんなMura Masaは、2018年1月5日(金)に初の単独来日公演を開催することがアナウンスされている。今年のエレクトロ旋風は間違いなくこのMura Masaを中心に巻き起こるだろう。
Mura Masa:本名アレックス・クロッサン。1996年生まれ、UKジャージー島出身。アメリカ人の母の影響を受け、幼い頃からアメリカンのインディ・ロックやポップ・ミュージックを聴いて育つ。15歳でエレクトロニック・ミュージックに触れ、やがて自らビートをプロデュースするようになる。実験的にSoundcloud上で公開すると、すぐにそれがメジャーレーベルの目にとまり、契約を結ぶ。2015年にデビューEP「Someday Somewhere」を発表。有名プロデューサー、スクリレックスやディプロも注目する彼の今後から目が離せない。
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