5代目バチェラー・長谷川惠一「選ばれる側よりもしんどかった」選ぶ側の苦悩を語る

撮影=長田慶

選ばない理由なんて本当は「ない」、嫌われる覚悟で臨んだ


ーーいざ、旅が始まって参加女性たちと対面した時の感想を教えてください。

想像以上に素敵な方たちが参加してくださったと思いました。初対面の時、ドレスアップしていたことも相まって、本当に美しい方が多かったなと。それに内面的にも、自分をしっかり持っている人たちが多くて、普段の生活ではなかなかないような出会いだと感謝しましたね。
 
ーー選ぶ側と、選ばれる側、どちらも経験したわけですが、どちらが大変でしたか?

「選ぶ側」の方が大変でした。お別れを伝えることで、相手の女性を傷つけてしまうこともありますからね。深く悲しませてしまうのは避けたいなと思いました。それに仲が深まってからのお別れは、僕自身も辛いものがありました。

ーーやはり「選ばない理由」を伝えるのが、大変だったんですね。

そもそも選ばない理由なんて「ない」んですよね。その人に何か選ばれない原因があるわけではなく、やむなくというパターンの方がほとんどだったので。それを伝えるのが難しいですし、しんどかったです。だからもう嫌われる覚悟で、後悔だけは絶対にしないようにと考えて意思決定しました。

ーー番組MCの指原さんが長谷川さんのことを「ある意味バチェラーっぽくない」と評されていました。最後に長谷川さん目線で「バチェラー5」の見どころを聞かせてください。

女性陣たちが、今までにないぐらい仲が良く団結しているのでその様子を楽しんでいただけたらと思います。確かに僕は今までのバチェラーの方達とはイメージが違うかもしれませんが、自分自身、長谷川惠一という男が本当に泥臭く、人間らしく1人1人の女性にぶつかっていってるんで、そこの成長過程と生きざまを見てほしいです。

『バチェラー・ジャパン』シーズン5(C)2023 Warner Bros. International Television Production Limited