2023年「流行予想ランキング」のタレント部門で1位を獲得し、「第10回日本制服アワード」グランプリ受賞など、Z世代を中心に注目を集めるインフルエンサー・みとゆなが、ドラマ「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」(毎週土曜昼2:30-3:00、日本テレビ)に出演している。
同ドラマは、松岡茉優の主演ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)と同じ鳳来高校が舞台の青春ストーリー。余命1年を宣告され、有限の時間で生きる女子高校生・伴ひかり(畑芽育)の人生を描く。
みとゆなが演じるのは、ひかりの生き方に引かれ成長するクラスメート・鍋島聖衣良。本作の見どころやSNSとの向き合い方、活動のモチベーションなどを語ってもらった。
――撮影現場の様子を聞かせてください。
タイトルに“ラストダンス”とあるように、クランクインする前からダンスの練習をたくさんしていたんです。ダンスレッスンの時点で共演者の皆さんとは距離が縮まっていって、現場入りする頃にはもう仲が良い感じで、その後もさまざまなシーンの撮影を通して、日に日に仲良くなっていきました。
――今作への出演はオーディションで決まったとのことですが、参加しようと思った経緯を教えてください。
去年、SNSドラマで初めて演技に挑戦しました。それまで演技に関心があったわけではないんですが、「やるならちゃんとやりたい」と演技の練習を組んでもらったんです。それで、SNSドラマの撮影が終わった頃には、演技への抵抗があまりなくなっていました。高校も卒業したし、今後は自分の活動の幅を広げたいという思いもあって、今回のオーディションを受けることにしました。
今回、こうして連続ドラマへの出演の機会を頂けたので、演技は今後もやっていきたいです。ただ、インフルエンサーとしての私が原点とは思っているので、女優一本というよりは、私の中の一つのコンテンツとしてお芝居ができたらいいな、と考えています。もちろん、お芝居のお仕事も120%全力で毎回ぶつかっていけるようにしたいです。
――共演者の方の印象はいかがですか?
皆さん同年代でいろんな話をしてくれるので、私も溶け込めやすかったです。楽しい中でもお芝居には本気で真剣に向き合っていて、とても勉強になります。
――みとゆなさんが演じた鍋島聖衣良もインフルエンサーという役どころですが、ご自身と重なる部分もあったのではないでしょうか?
すごくありました。SNSをやっているということもそうですが、性格的にも重なるんです。聖衣良はやりたいと思ったらそのまま突っ走っていくような子なんですけど、私も似たところがあります。それから、私は今まで自分を負けず嫌いだと思ったことはあまりなかったんですが、今回の現場で悔しいなと思うことがあって、「私は負けず嫌いなんだな」と聖衣良から教えてもらったような気がします。
――畑芽育さん演じる伴ひかりが、聖衣良にバズる秘訣を尋ねる場面があります。みとゆなさんが思うバズる秘訣とはどんなことでしょうか?
私はそこまでバズろうとはしていなくて、ファンの方がどんなことを喜んでくれるかを考えているんです。ファンの方が「いいな」と思ってくれた動画がおすすめに載って、私のことを知らない人にも届くようなきっかけになればいいなと思っています。