──今作は主演ということで、座長としての意気込みなどは持っていましたか?
最初はやっぱり「主演だから」みたいなことを思っていたんですけど、うまくできなかったです。自分で精一杯で。だから改めて、気配りや目配りを常にされている座長の方って本当にすごいなと実感しました。
──撮影現場の雰囲気はどのようなものでしたか?
楽しかったです! 監督もすごく優しかったですし。あとは、那智役の大平さん(大平采佳)がとにかく若々しくて「ああ、JKってこんな感じなんだ」って思いました(笑)。いや、でも本当にそのフレッシュさに元気をもらえました。すごく楽しく撮影できました。
──お芝居の面で、印象的だった共演者の方を挙げるなら?
印象に残っているのは、葛城楓太役の木村昴さん。お芝居でも、お芝居以外の面でも現場をすごく盛り上げてくださって。ずっと話しかけてくれるし、すごく気さくで優しくて、「こういう大人になりたいな」と思いました。
──作品の中でも、葛城楓太という役自体の存在感は大きいですよね。
すごい強烈ですよね(笑)。すごく好きです。
──では最後に、映画『尾かしら付き。』の公開を楽しみにしている読者の方へメッセージをお願いします。
この作品は誰にでも共感できる部分が絶対にあると思います。僕自身も那智の好きなものにまっすぐな姿や、「周りと違っても全然平気なんだよ」と思える姿に憧れましたし、そんな那智や那智を応援できるような人間になりたいなと思いました。同時にちょっと心が軽くもなりました。きっと観た方は背中を押されるような作品だと思いますので、ぜひ劇場で観ていただけたらうれしいです。
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